がっちりマンデー!!

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組がっちりマンデー!!』は、TBS系列で、毎週日曜の午前7:30 - 8:00(JST)に放送されている生活情報バラエティ番組である。

正式なタイトルは『応援!日本経済 がっちりマンデー!! 日曜に勉強!月曜から実践!』(おうえん!にっぽんけいざい がっちりマンデー!! にちようにべんきょう!げつようからじっせん!)である。当記事では、前身の『儲かりマンデー!!』(もうかりマンデー!!)・BS-TBSで放送されている『がっちりマンデー!!プレミアム』についても記述する。

概要

毎週特定のテーマに沿って経済お金についての情報を伝える番組。2004年4月4日に『儲かりマンデー!!』として放送開始、翌年の2005年4月3日に出演者はそのままで番組を『がっちりマンデー!!』へとリニューアルした。

タイトルにマンデーがついているが、放送曜日は日曜日である。これはサブタイトルの通り、お金に関わる知識を日曜日にこの番組で勉強して、月曜日から使えるようにしようという気持ちが込められている。『儲かりマンデー!!』の頃は「儲かりまんねん」との語呂合わせでもあった。

『儲かり-』時代は金融投資について取り上げることが多かったが、『がっちり-』になってからは、特定の企業にスポットを当て「儲かりのヒミツ」(収益を上げるための企業の秘策)を紹介するシリーズや、企業を特定せず製品や事業分野(特にニッチ市場の分野)にスポットを当てる「儲かる○○(ビジネス)」シリーズなどを取り上げている。スタジオセットは家庭のリビングを模したものとし、ゲストにグラビアアイドルお笑いタレントを多用するなど、いわゆる「経済情報番組」にありがちな堅苦しさを極力排除し、バラエティ色を強めた内容となっているが『それは、CM2の後で』というお約束のセリフがある。

2006年以降は年末年始に「新年会スペシャル」(年末に放送しても「新年会スペシャル」となる)と銘打った特別企画が編成されることが恒例となっており、加えて2005年12月25日には、レギュラー放送に加えて11:45-12:54(本来の『アッコにおまかせ!』の枠)で、生放送特番「生がっちりマンデー!!」が行われた。さらに2007年10月1日の18:55-20:54には、特番『緊急がっちりマンデー!!年金のギモン完全解消知らなきゃ大損SP』、2010年1月21日の19:55-21:18には『特大がっちりマンデー電子マネー&ポイント知らなきゃ大損SP』、2012年12月12日の19:00 - 20:54[1]には『特大がっちりマンデー!!業界新聞No.1ニュース大賞2012』、2013年7月30日の21:00 - 22:48には『特大がっちりマンデー!!地域の儲かるコツ知らなきゃ大損SP』、2014年6月11日の19:56 - 21:48[1][2]には『特大がっちりマンデー!!2014年上半期業界新聞儲かるトップニュースSP』としてそれぞれゴールデンタイムに進出している。

2011年10月2日放送分よりステレオ放送を実施している。

2013年夏季改編より次番組のサンデーモーニングステブレレス接続でつながるようになった。

2013年秋季改編よりBS-TBSにて『がっちりマンデー!!プレミアム』として毎月第3土曜日11:00 - 11:54に放送を開始した。

出演者

前身番組『儲かりマンデー!!』も同様。

スタジオ出演

番組進行
進藤が産休のため、乙葉が2007年1月21日・2月25日・3月18日・25日放送分に、眞鍋かをりが2007年2月11日・4月1日・22日放送分にそれぞれ代理司会者となった。
ゲストコメンテーター
特定の企業をテーマとしない場合にゲストとペアで出演(下記のいずれかが出演する)。
その他
  • 特定の企業をテーマとした場合はその企業の社長が単独で出演し、ゲストコメンテーターや女性ゲストは出演しない。ただし2008年5月4日に出演した田中義剛の肩書きは「花畑牧場代表取締役社長」だったが、「地方がっちりシリーズ」の一つとして取り上げたため、森永卓郎と共に一般ゲスト扱いで出演している。その企業の社長が単独で出演する場合はトーク部分の収録が長丁場になってしまうので、地上波では泣く泣くカットしてしまうが『プレミアム』ではカットしたトークが楽しめるのでネットされていない秋田福井徳島佐賀でも視聴できるようになった。
  • かつては北村森日経トレンディ編集長)、西沢邦浩(日経ヘルス編集長)、伊藤洋一住信基礎研究所・主席研究員)、宋文洲ソフトブレーンアドバイザー)らがゲストコメンテーターとして出演したこともある。
  • 例外的に「世界の億万長者」シリーズはデーブ・スペクターパトリック・ハーランパックンマックン)が、「鉄道ビジネス」シリーズは森永卓郎、向谷実南田裕介ホリプロマネージャー)の3人がゲストコメンテーターとして登場する。

VTRリポーター

全員がスーツ姿に伊達眼鏡の格好で登場する。

肩書きは「経済予報士見習い」であるが、初期の岡村と水野は「経済予報士見習い補佐」となっていた。「経済予報士」という資格は実在しないため、肩書きから「見習い」が消えることはない。なお、番組公式サイトには現在も出演者として記載はあるものの、2009年度後半から出演がほとんどなく、ディレクターがリポートを代行している。

後述の川田亜子が進藤の司会代理を務めた際、VTRリポーターで出演(2007年3月4日・25日・4月1日放送分)していたが、進藤の復帰後もかなりの割合で出演し、2008年5月までの段階では川田と同じ程度の出演頻度となっていた。川田逝去に伴い、肩書きから「補佐」が消えた。
川田逝去後半年程度は岡村のみでやり繰りしていたが、岡村自身も週6日生放送出演と多忙(実際、スタッフのみで取材するケースがこの間増えていた)ということもあり、2008年11月16日より新たにVTRリポーターとして加入した。
枡田に続いて2008年12月14日の放送より新加入したが、登場頻度は高くない。月曜→火曜深夜に放送されていた兄弟番組『ざっくりマンデー!!』の司会者でもある。
後述の川田亜子が進藤の司会代理を務めた際、VTRリポーターで出演(2007年3月18日・4月22日放送分)。その後、2008年5月まで本人が病気による長期休養に入っていたため、岡村とは異なり臨時出演のみにとどまった。しかし、2009年春頃に約2年ぶりの再登場を果たし、同時に肩書きから「補佐」が消え、正式なキャストとなった。
過去の出演者
本来の司会者である進藤がテニス中継(WOWOW)などの担当で多忙になる場合、原則として川田が代役を務めていた。その場合、川田はVTRリポーターとの兼任だった(進藤の産休期間での代理では2007年1月28日・2月4日・18日・3月4日・11日・4月15日放送分)。進藤復帰後は本人のフリーアナウンサー転向もあり、一時は登場頻度が大幅に低下し、不定期の出演となっていた。そして2008年5月18日放送分(「粘着テープ&シール業界」)のレポートが最後の出演となった(同月25日に逝去)。6月1日の放送終了時に提供クレジットの後、追悼メッセージを流した。

放送休止

ネット局

『がっちりマンデー!!』ネット局
放送対象地域 放送局 系列 放送日時
関東広域圏 TBSテレビ (TBS) TBS系列 日曜 7時30分 - 8時00分
北海道 北海道放送 (HBC)
青森県 青森テレビ (ATV)
岩手県 IBC岩手放送 (IBC)
宮城県 東北放送 (TBC)
山形県 テレビユー山形 (TUY)
福島県 テレビユー福島 (TUF)
山梨県 テレビ山梨 (UTY)
新潟県 新潟放送 (BSN)
長野県 信越放送 (SBC)
静岡県 静岡放送 (SBS)
富山県 チューリップテレビ (TUT)
石川県 北陸放送 (MRO)
中京広域圏 CBCテレビ (CBC)
近畿広域圏 毎日放送 (MBS)
鳥取県島根県 山陰放送 (BSS)
岡山県・香川県 山陽放送 (RSK)
広島県 中国放送 (RCC)
山口県 テレビ山口 (tys)
愛媛県 あいテレビ (ITV)
高知県 テレビ高知 (KUTV)
福岡県 RKB毎日放送(RKB)
長崎県 長崎放送 (NBC)
熊本県 熊本放送 (RKK)
大分県 大分放送 (OBS)
宮崎県 宮崎放送 (MRT)
鹿児島県 南日本放送 (MBC)
沖縄県 琉球放送 (RBC)

派生番組

同一スタッフにより、以下のような派生番組が製作されていた(いずれも放送終了)。

また、日曜昼のバラエティ番組「アッコにおまかせ!」では、「がっぽりサンデー!!」というコーナー(賢く儲ける方法等を紹介する)を放送していた。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. 1.0 1.1 水トク!枠で放送
  2. RKB毎日放送は1週間遅れでの放送

外部リンク

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