森町 (静岡県)
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静岡県内の町で、唯一、「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶ自治体である。
目次
地理
- 河川
隣接している自治体・行政区
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、森町村、向天方村、橘村、天宮村、城下村が合併して(旧)森町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - (旧)森町、天方村、一宮村、園田村、飯田村の1町4村合併により、現行の森町が発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 三倉村を編入。
人口
行政
市町村合併問題
合併特例法を受け、村松藤雄町長が太田川流域の袋井市、磐田郡浅羽町との一市二町合併を推進した。村松町長が2004年5月に、一市二町での合併に町議会の承認を得ずに合併調印。さらに、新市名が投票率最多であり、森町が推していた「遠州市」とならず「袋井市」となることや、電算システムの移行などで議会・町民が反発。直接請求権に基づき署名活動による「住民投票条例」を設置を求め議会が承諾した。これをもとに2004年8月29日に町民の住民投票(投票率78・20%)が行われ、反対多数となった。条例は町長と町議会は投票結果を尊重するよう定めており、森町は当面単独で町づくりを進める見通しとなり、2009年現在も合併についての正式なアナウンスは無い。
姉妹都市・提携都市
産業
基幹産業は農業。茶、椎茸、治郎柿(次郎柿)、レタス、トウモロコシ、米。
主な学校
小学校
- 森町立三倉小学校
- 森町立天方小学校
- 森町立森小学校
- 森町立宮園小学校
- 森町立飯田小学校
中学校
- 森町立泉陽中学校
- 森町立森中学校
- 森町立旭が丘中学校
高等学校
交通
一般国道は通っていない。新東名高速道路の森掛川ICと遠州森町PAのスマートICが町内にある。
新幹線「掛川駅」から天浜線「遠州森駅」まで同線で約20分。東名高速道路「袋井IC」から中心部(市街地)まで車で約20分。
鉄道路線
バス路線
- 静岡鉄道(静鉄)のグループ会社である秋葉バスサービスが路線を有している。
- 秋葉線(気多〜遠州森町〜山梨〜袋井駅)
- 秋葉中遠線(遠州森町〜山梨〜袋井市民病院〜袋井駅)
- 可睡の杜線(遠州森町〜山梨〜可睡の杜〜袋井駅)
- 磐田線(遠州森町〜磐田駅)
バス路線については秋葉バスサービスの項も参照。なお、2008年4月から同社に運行を委託していた自主運行バスの吉川線・大河内線を引き継ぎ、森町営バスとして運行を開始した。現在この2路線は秋葉バスサービスでは運行されていない。
道路
- 高速道路
- 新東名高速道路 : (掛川市) - (13)森掛川IC - (PA/13-1)遠州森町PA/SIC - (磐田市)
- 一般国道は、町内を通っていない。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 蓮華寺。
- 天宮神社(十二段舞楽)4月の第一週の土日。国の重要無形民俗文化財に指定。境内にある「なぎの木」は県指定の天然記念物。神社は1300年前に建てられた。
出身有名人
- 鈴木藤三郎(発明家・実業家)
- 村松梢風(作家)
- 杭迫柏樹(書家)
- 松井冬子(日本画家)
- 松井孝典(理学博士)
- 森の石松(幕末の侠客。清水次郎長の子分)
- 中村真一郎(小説家。評論家)
- 渡辺大剛(冒険家・登山家)