南砺市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月13日 (日) 23:43時点におけるTtaakkaco (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

ファイル:Kainyo.JPG
屋敷森に囲まれた住宅。南砺市平野部は散居村地域である

南砺市(なんとし)は、富山県西部に位置する。平野部と五箇山を中心とした山岳部で構成される。世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」と演劇祭のある旧利賀村を擁する。

地理

砺波平野から五箇山地方まで、起伏の激しい地形が続いている。市西部はほぼ山間部である。平野部の福野・福光・城端・井口・井波地域では市街地を除き散居村の美しい風景が見られる。

隣接する自治体

多くの市町村と隣接しており、特に岐阜県山間部との交流が深い

歴史

人口

テンプレート:人口統計

経済・産業

川田工業(東証一部上場)の富山本社が存在するほか、大建工業(東証一部上場)の創業地である。また、日平トヤマ(現・コマツNTC)、アニメーション制作会社であるP.A.WORKSがある。東洋紡井波工場もある。

福光地域は全国有数の木製バットの生産地。2012年に「南砺バットミュージアム」が新装オープンした[1]

小売業は隣接する砺波市に買い物客が流れてしまっており、衰退している。

市東部井波地区では伝統的に欄間獅子頭などの木彫刻が盛んで、4年に1度、南砺市いなみ国際木彫刻キャンプが行われている。

行政

  • 市庁舎は4つある。
    • 福野庁舎(福野行政センター) 〒939-1596 南砺市苗島4880番地
    • 井波庁舎(井波行政センター) 〒932-0292 南砺市井波520番地
    • 城端庁舎(城端行政センター) 〒939-1892 南砺市城端1046番地
    • 福光庁舎(福光行政センター) 〒939-1692 南砺市荒木1550番地
  • 行政センターは8つある。
    • 福野行政センター 〒939-1596 南砺市苗島4880番地
    • 井波行政センター 〒932-0292 南砺市井波520番地
    • 城端行政センター 〒939-1892 南砺市城端1046番地
    • 福光行政センター 〒939-1692 南砺市荒木1550番地
    • 利賀行政センター 〒939-2595 南砺市利賀村171番地
    • 平行政センター 〒939-1997 南砺市下梨2240番地
    • 上平行政センター 〒939-1998 南砺市上平細島879番地
    • 井口行政センター 〒932-1898 南砺市蛇喰26番地

市長

※2008年11月16日投開票の市長選挙で初当選。現在は2期目。

エリア放送

富山県初の地上一般放送局の免許を受け、市内の12か所でワンセグエリア放送を実施 [2] している。 これは、平成23年4月からホワイトスペース特区としてエリア放送型システムの実証実験を行ってきた実験試験局が種別変更したもの [3] である。 使用しているのは50chで、フルセグ放送可能な帯域幅で免許されている。

姉妹都市・友好都市

国内

旧自治体が提携し、南砺市が継承した日本国内の姉妹都市(友好都市)は以下の通り[4]

利賀村出身で武蔵野市助役(のち市長)を務めた藤元政信の仲立ちにより都市・農村交流が始まる[6]
福野町に本社を置く川田工業が多度津町に工場を開設した縁による[7]
1896年、平村より羽幌町字平に40戸が入植した歴史に因む[8]
1690年、加賀騒動により上平村に配流された門前町出身の遊女「お小夜」の縁による。お小夜の伝えた唄や三味線は五箇山民謡のもとになったとされる[9][10]
提携当時、日本一の高さを持つ林道橋(龍天橋、100m)と、日本一長い林道トンネル(新山の神トンネル、1430m)を持っていた縁から[11][12]
1975年、井波彫刻信楽焼が同時に経済産業大臣指定伝統的工芸品となったことを契機に[13]、井波町観光協会と信楽町観光協会が姉妹観光協会となる[14]など交流が深まったことから。テンプレート:信頼性要検証
イモ産地どうしの縁から。福野町の名産がサトイモ、中札内村の名産がジャガイモ(メークイン)[15]
提携当時、ともに東洋紡の工場所在地であった縁から[16]
1986年にはじまった半田市混声合唱団と「こきりこ唄保存会」との交流から[17]

海外

旧自治体が提携し、南砺市が継承した日本国外の姉妹都市(友好都市)は以下の通り(自治体名表記は南砺市友好交流協会サイトによる)[4]

日中関係改善に尽力した松村謙三(福光町出身)と周恩来(原籍地が紹興)の縁[18]
利賀フェスティバル世界演劇祭を訪問したギリシャ側より、ともに「世界演劇祭」を開催していること、自然環境が似ていることから提携を提起[19]
1986年6年、利賀村が「そばの郷」建設のために世界のそば産地の資料を収集する際に、ツクチェ村に協力を依頼したことが縁[20][22][23][24]
福光町でのスキー場(イオックス・アローザ)建設にあたり、アローザ・スキー場を友好提携スキー場とした縁[25]。なお、2014年現在自治体国際化協会の提携一覧表には記載されていない[20]
そば産地で「ソバの花の祭り」が開催されている平昌郡から、利賀村の「そば祭り」に視察がおこなわれたのが契機。なお、2014年現在自治体国際化協会の提携一覧表には記載されていない[20]
外国語青年招致事業によりALTとして城端町に赴任したマルボロ町出身者の仲立ちによる[27]

南砺市成立後、以下の提携を結んだ。

1995年に旧城端町の企業が寧波市鄞州区に工場を開設して以来、交流があった。2003年に友好交流関係を結ぶための覚書を交わす。合併による南砺市成立後、正式に協議書調印[20][28]。なお、日本自治体国際協会は提携先を寧波市ギン州区(鄞州区)とする[20]

その他の交流自治体

このほか、南砺市友好交流協会は次の自治体を交流先として掲げている(個別学校間の姉妹校交流は除く)。

公共機関

警察

南砺警察署富山県警察)が管轄している。

  • 交番
    • 井波幹部交番
    • 城端交番
    • 福野交番
  • 駐在所
    • 井口駐在所
    • 南蟹谷駐在所
    • 西太美駐在所
    • 東太美駐在所
    • 北山田駐在所
    • 石黒駐在所
    • 利賀駐在所
    • 平駐在所
    • 上平駐在所

消防

砺波地区消防組合が管轄している。

  • 南砺消防署
    • 福野分署
    • 井波庄川出張所
    • 城端出張所
    • 五箇山出張所
    • 利賀分遣所(救急業務のみ)

医療

  • 公立南砺中央病院
  • 南砺市民病院
    • 公立井波総合病院(井波町立病院)が前身で、南砺市合併後に市立病院となる。

図書館

  • 南砺市立図書館
    • 中央図書館(2010年4月の福光図書館の移転に伴い改称)
    • 福野図書館(2010年4月の福光図書館の移転に伴い改称)
    • 城端図書館
    • 井波図書館
    • 平図書館
    • 図書サービスコーナー(井口、利賀、上平)

教育

高等学校

中学校

小学校

過去に存在した学校

高等学校

テンプレート:See

中学校

テンプレート:See

小学校

テンプレート:See

交通

鉄道

鉄道1972年までは加越能鉄道加越線が通っていたが9月16日に全線が廃線となり、西日本旅客鉄道(JR西日本)の運営する城端線だけが現存する。加越線の跡地は自転車道路に転用されている。

バス路線

道路

船舶

  • 庄川遊覧船 小牧 - 大牧

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

社寺

博物館

  • 井波歴史民俗資料館
  • 相倉民俗館
  • 五箇山民俗館
  • 利賀飛翔の郷民俗館

公園

自然景勝地

旧跡

歴史的建造物

レジャー

土産

祭り・行事

催し・朝市など

百選

マスメディア

新聞
ケーブルテレビ

出身著名人

ゆかりのある人物

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox

座標: [[[:テンプレート:座標URL]]36_35_16.3_N_136_55_9.8_E_type:adm3rd_region:JP-16 北緯36度35分16.3秒 東経136度55分9.8秒]
  1. No.547-1:野球ファン必見!福光に「南砺バットミュージアム」新装オープン - Toyama Just Now
  2. エリア放送を行う地上一般放送局の免許情報 放送利用(北陸総合通信局
  3. 南砺市でホワイトスペース特区の実証実験成果を実用化 報道資料 平成25年11月26日(同上)
  4. 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 4.10 4.11 4.12 4.13 テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite web
  12. テンプレート:Cite web
  13. テンプレート:Cite web
  14. テンプレート:Cite web
  15. テンプレート:Cite web
  16. テンプレート:Cite web
  17. テンプレート:Cite web
  18. テンプレート:Cite web
  19. 19.0 19.1 テンプレート:Cite web
  20. 20.0 20.1 20.2 20.3 20.4 20.5 20.6 20.7 テンプレート:Cite web
  21. テンプレート:Cite web
  22. テンプレート:Cite web
  23. テンプレート:Cite web
  24. テンプレート:Cite web
  25. テンプレート:Cite web
  26. テンプレート:Cite web
  27. テンプレート:Cite web
  28. テンプレート:Cite web
  29. テンプレート:Cite web
  30. テンプレート:Cite web
  31. テンプレート:Cite web
  32. テンプレート:Cite web