魚っ知館
テンプレート:水族館 魚っ知館(うおっちかん)は、京都府宮津市小田宿野にある水族館。
概要
正式には「関西電力宮津エネルギー研究所 丹後魚っ知館」といい、関西電力のPR館として関西電力・宮津エネルギー研究所内にある。略称はエネケン。
イメージキャラクターはミノカサゴをモチーフにしたウォッチ君。魚の絵と漢字が描かれたカードゲーム「魚魚(とと)あわせ」(後述)でも知られている。
開館した1989年から2012年(平成24年)に京都水族館(京都市)が開館するまでは、京都府で唯一の水族館であった[1]。
沿革
施設
- 水族館
- 有料。宮津周辺に生息している魚が見られる。96種約600匹の魚が泳いでいる大型水槽がある。
- タッチングプール
- 無料。公式ホームページには「日本一大きい」と表記されている。
- エネルギー展示室
- 無料。エネルギーの勉強ができる。
- 魚っ知コーナー
- 無料。地域の特産品を紹介している。
所在地・営業時間
アクセス
最寄の鉄道駅
最寄のインターチェンジ
近隣の観光名所
関連商品
魚っ知館の飼育スタッフなどで構成された魚魚(とと)工房により、カードゲーム「魚魚(とと)あわせ」などを開発・販売している。
「魚魚(とと)あわせ」は、カード2枚につき1つの魚介類の切り絵と漢字があしらわれている。2枚を横に並べると、絵がつながり、偏(へん)と旁(つくり)に分けて書かれてある漢字もつながるようになっている。これにより、絵合わせや神経衰弱をして遊ぶことができる。また、2枚のうち片方にはその魚介に関する七五調の文章が書かれている。これを読み札、もう一方を取り札にすることで、かるたとして遊ぶこともできるようになっている。
「魚魚(とと)あわせ」は、魚っ知館がある京都府北部の丹後地方の魚介類を取り上げたものを2003年3月20日[2]に出し、以降は各地方の魚介類を取り上げている。また、第8弾では英語版を、第12弾では日本全国の魚介を取り上げた「日本津々浦々版」を作った。現在までに以下の「魚魚(とと)あわせ」が作られている。 テンプレート:Div col
切り絵は、京都府立海洋センターの元所長で、魚っ知館に当時勤めていた篠田正俊(1939年生-2006年没)によるもの[2]。第1弾「京都丹後版」では実際の姿に忠実な切り絵だったが、もっとカラフルな物をとの購入者からの声を受け、以降はそれぞれの魚が持つ雰囲気を保ちつつも千代紙や色紙を用いた切り絵となった[3]。
「魚魚(とと)あわせ」は、2005年度のグッドデザイン賞を受賞している[4]。2006年には日本グッド・トイ委員会によりグッド・トイに選定されている[5]。また、全国観光土産品連盟による全国推奨観光土産品審査会において、「魚魚(とと)あわせ」が第45回(2004年度)の審査会にて入賞し[6]、「江戸前版」が第47回(2006年度)の審査会にて入賞した[7]。
脚注
外部リンク
- 宮津エネルギー研究所 丹後魚っ知館
- 環境総合テクノス(飼育管理請負:魚っ知館NEWS掲載)
- 魚魚工房 ととこうぼう とと工房
- ↑ 本館が開館する以前に、京都市の八瀬遊園に1964年 - 1984年の間「八瀬海水水族館」が存在しており、「京都府初の水族館」ではない。
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web