マグマ星人
テンプレート:Pathnav マグマ星人(マグマせいじん)は、特撮テレビ番組『ウルトラマンレオ』を始めとするウルトラシリーズの作品に登場する架空の宇宙人。別名「サーベル暴君」。
目次
- 1 『ウルトラマンレオ』に登場するマグマ星人
- 2 『アンドロメロス』に登場するマグマ星人
- 3 『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場するマグマ星人
- 4 『ウルトラマンメビウス』に登場するマグマ星人
- 5 『ウルトラマンメビウス外伝』に登場するマグマ星人
- 6 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するマグマ星人
- 7 『ウルトラゾーン』に登場するマグマ星人
- 8 『ウルトラマンギンガ』に登場するマグマ星人(SD)
- 9 『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するマグマ星人
- 10 ライブステージに登場するマグマ星人
- 11 ゲーム作品に登場するマグマ星人
- 12 その他の登場作品
- 13 その他の補足
- 14 脚注
- 15 参考文献
- 16 関連項目
『ウルトラマンレオ』に登場するマグマ星人
1回目
『ウルトラマンレオ』第1話「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」、第2話「大沈没! 日本列島最後の日!」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:2万2000トン
宇宙の星々を荒らしてまわる邪悪な宇宙人で、配下である双子怪獣のブラックギラス、レッドギラスと共にレオの故郷の獅子座L77星を滅ぼした実力者でもある。但し単独での戦闘能力は特訓を積んでいないレオにも劣っていて決して高くなく、強さの源はあくまで双子怪獣(ギラス兄弟)である。本人もそれを自覚しているのか、双子怪獣が優勢になった時しか戦闘に参加しない。戦闘時にはマントを装着し、武器は右手に装着する刃渡り25メートルのサーベル(パタ)、左手に装着する鉤爪、そしてサーベルの先端から出す5万ボルトのレーザー光線で、逃亡時は黄色い煙幕を噴射する。サーベルの先端から出す光線を初回の対セブン戦で、レオに撃つと見せかけてセブンに命中させており、先の双子怪獣から受けたダメージとこのサーベルビームの攻撃でセブンは変身能力を失う。
レオと3度交戦し、1度目は3対1の連携攻撃でセブンをあと一歩まで追い詰めるがレオの登場で形勢不利になり、頼みの双子怪獣もセブンに取り押さえられたため、レオと1対1となると全く太刀打ちできずに逃亡する(ただし去り際にセブンを光線で跳ね飛ばし、双子怪獣の逃亡を助ける)。2度目はブラックギラスとレッドギラスに加勢してレオを窮地に追い込むも、ダン隊長のウルトラ念力で身動きが取れなくなり逃亡する。3度目はブラックギラスとレッドギラスが倒されたのを見て逃亡する。
- スーツアクター:浦上嘉久(ノンクレジット)[1]
- 演じる役者の目と口元が露出しており、口元は銀で塗られている(特撮に水を使っているので塗りが剥げている場面もある)。それを活かしてブラックギラスとレッドギラスを呼ぶ時に指笛を吹く。また、劇中では喋らないが、この口元のおかげで表情が豊かになっている。
- 関連書籍テンプレート:Fullや当時の裏設定ではババルウ星人の部下とされており(その為か両者の胸に似た勲章がある)、星人達による無言の通り魔事件はマグマ星人の指示によるものとされていた[2]。またブラック指令とも繋がりがあったとされており、侵略者としての地位は彼より下とされている。
- 雑誌などで公開された裏設定によるとL77星を滅ぼした後、アストラを捕えており、その際に付けられた左太腿の鎖「マグマチックチェーン」は、ウルトラマンキングの超能力も受け付けず、その後も外せないままとなっている[3]。『新ウルトラマン列伝』第14話でのウルトラマンゼロはアストラを紹介する際に、左足のマグマチェーンはマグマ星人に捕まっていた時の名残だと説明する。
2回目
『ウルトラマンレオ』第30話「怪獣の恩返し」に登場。
- 身長:190センチメートル - 57メートル
- 体重:75キログラム - 2万2000トン
宇宙で一番美しいと言われている宇宙鶴ローランに求婚するが嫌がられたため、無理やり妻にしようと襲っていたところをゲンのマッキー3号に妨害され退散する。姿を消したローランの反応を追って、ローランが自らの羽を使って作った風車を持つ子供を襲うがMAC隊員と戦闘になり再度退散。そして、宇宙に帰ろうとするローランを再度襲い、それでも嫌がるローランをついには殺してしまおうとする。しかし変身したレオに妨害され、レオが投げた巨大な風車が胸に突き刺さり絶命する。
今回の武器は前回と同じ物に加えて腕から針を飛ばす攻撃も備え、子供を襲う際には人間と同サイズでも活動する。前回同様に格闘が得意ではない上に、数々の怪獣や星人と戦って鍛えられたレオには全く太刀打ちできない。
なお、この行いに対して、『新・ウルトラマン列伝』にて同じく悪役のダークネス・ファイブから酷評された。
- 劇中のゲン=レオの台詞のなかには「あいつは両親の敵なんだ」という部分があり、書籍でも同一個体と扱って「再登場」と表記しているものがあるが、書籍によっては他の怪獣や星人に倣い「二代目」と表記している物も多い[4][5]。
- 初登場時と異なり、口元がマスクで覆われ、覗き穴が小さくなっている。この着ぐるみは後にババルウ星人に改造される。
漫画版
TV放映の本編では、マグマ星人は劇中に上記の星人達との関係が描写されず、本人は第30話に再登場したに留まったのに対し、内山まもるの漫画版では準レギュラー的な存在で登場しており、怪獣達との戦いの最中に姿を現したり、自らがサーベルを振るってレオと直接戦うことも多い。レオのキックで面を割られて素顔を見られる場面もある(本人にとってはかなりの屈辱らしい)。殺し屋宇宙人を雇ったりダンや子供達を人質にするなど卑怯な手段を得意とするが、やや間の抜けた面もあり、形勢不利になると姿を消して逃げる。「レオの宿敵」や「故郷の仇」としての面も強調されているが、TV本編における2回目の登場時に倒されたのと同じ頃にフェードアウトし、終盤はババルウ星人とブラック指令に出番を譲る形となる。
『アンドロメロス』に登場するマグマ星人
『アンドロメロス』弟1話 - 第7話に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:2万5千トン(リーダー)、2万トン(部下)
マグマ星人三人衆として登場。宇宙に自分達の名を轟かせるためにグア軍の一員となり、アンドロ戦士達を襲う。軍団に入る前は故郷のマグマ星で激しい特訓をしていた。髪は過去の同族より長く、リーダーは体の大半が機械化されており、改造マグマ星人とも呼ばれる。最後は3人まとめてアンドロメロスに倒される。
- レオ第30話と同じで演じる役者の口元はマスクで覆われている。
『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場するマグマ星人
『ウルトラマンボーイのウルころ』第90話「侵略作戦どっちにするの?」に登場。
バルタン星人と地球侵略のために作戦会議をするが、地球侵略は頭を使った作戦でいくべきと言うバルタンに対し力押しで攻めるべきだと反論。意見の食い違いから殴り合いを始めるものの痛み分けに終わる。しばらくして気が付き、バルタンと和解。しかし偶然通りかかったウルトラマンAに(先ほどの殴り合いの疲労もあり)全く歯が立たず敗れる。
バルタンにサーベルを突きつけて催眠術のように操ろうとする能力を見せる。
『ウルトラマンメビウス』に登場するマグマ星人
『ウルトラマンメビウス』第16話「宇宙の剣豪」に登場。
- 身長:57メートル
- 体重:2万2000トン
兄弟2体が現れ、地球に接近するオオシマ彗星上でザムシャーと戦闘を繰り広げる。過去に地球侵略のためにやって来たマグマ星人の同族にあたり、その当時の記録はGUYSのドキュメントMACに記録されている。右手に装着するサーベル、左手に装着する鉤爪を武器とするなど能力的にはこれまでの個体と同じであるが、独自の戦法として鉤爪を鎖で腕に繋げて、離れた位置から相手に飛ばすという使い方をする。
兄のBB(ブラザーブルー)は初代と同じ容姿で目は青く髪は金色、手にはサーベルのみを装着している。弟のBR(ブラザーレッド)は銀色の髪と赤い目をしていてサーベルと鉤爪の両方を装着しており、BB(ブラザーブルー)を「兄者」と呼ぶなど、兄弟揃って時代劇的な喋り方をしているのも特徴。
持ち前の邪悪さを生かし、ザムシャーとの戦いでは1対1と見せかけてもう1体が不意を突くという卑怯な戦法も駆使するが、その作戦は片方を倒されることでいとも簡単に破られ、彗星上で2体共ザムシャーに斬殺される。
- 声:稲田徹(兄弟共に)
- スーツはアトラクション用の物の改造テンプレート:Sfn。また、兄弟共に『ウルトラマンレオ』第1・2話と同様に口が露出しているが、銀色に塗られていない。武器は新造。
- 元々登場の予定はなかったが、演出上ザムシャーの強さを見せるため、チャンバラできそうな敵ということでバルキー星人とともに倉庫にあった着ぐるみの中から選ばれたテンプレート:Sfn。
- 放映前の雑誌や公式サイトなどでは単に「マグマ星人」の名前で表記されており、BB(ブラザーブルー)、BR(ブラザーレッド)という設定名は放映後に付けられた。
『ウルトラマンメビウス外伝』に登場するマグマ星人
『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』
プレイムービーや雑誌連載による『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。
- 『テレビマガジン』版
- 謎の電波で宇宙に誘い出されたウルトラマンとセブンを、ペガッサ星人、ババルウ星人、ジャシュラインと共に攻撃するが、セブンのエメリウム光線でペガッサ星人共々倒される。
- DXウルトラコクピット版
- アークボガールの命令でセブンを抹殺するため、地球に襲来。初代と同様にギラス兄弟を使ってセブンを追い詰めるが、GUYSやレオの救援によって形勢が逆転し、最後はセブンのアイスラッガーで倒される。
- 声:増谷康紀
- 映像はレオ第1・2話からの流用と、一部は新撮したものが使われた。
『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』
テレビマガジン版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。
ザラブ星人やスチール星人達と手を組み、アーマードダークネスを探すために行動し、ウルトラ兄弟と対決する。アーマードダークネスが暴走すると自分達の戦力へ加えるために攻撃するが、レゾリューム光線を喰らい、倒される。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するマグマ星人
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。
ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で蘇り、右手にサーベル、左手に鉤爪を装着し怪獣墓場でダダ、ナックル星人、ババルウ星人と共にレイモンを襲うが、レイモンの回し蹴りを受けて倒される。
また、百体怪獣ベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として姿が確認できる。
- スーツは『ウルトラマンメビウス』で使われたものの流用だが、メビウス時は塗られていなかった露出している口元が銀色に塗られている。
- シナリオでは前記の3体と共にレイモンと戦うのはメトロン星人だった。
『ウルトラゾーン』に登場するマグマ星人
『ウルトラゾーン』のコントコーナー『ヘアサロン・マグマ&ババルウ』で、ババルウ星人と共に登場。中目黒の目黒川沿いから一本入ったところにある美容室のカリスマ美容師。ババルウ星人の先輩に当たるが仲はあまりよくない。スーツはBRタイプの銀髪であるが、作中の台詞中では金髪として扱われている。
- 演:山崎樹範
- 第1話のアイキャッチでは美容師として登場し、女性客を後ろ髪を深く切りすぎてしまい慌てる姿が、最終回である第23話ではタカダ・リホ隊員とババルウ星人と共に食堂で、どの席に座るか相談している姿が描かれている。
『ウルトラマンギンガ』に登場するマグマ星人(SD)
『ウルトラマンギンガ』番外編「残された仲間」に登場。
異形の手のモノによってダークライブされた闇のエージェントの1人。首からがま口をぶら下げているのが特徴。また携帯電話も持っており、その着信メロディは「ウルトラマンレオ」である。
バルキー星人(SD)の次に召喚されており、本人は第一線で暗躍することを望んでいたが、その役目は「買い出し」であり表舞台に出ることはなく、他のエージェント達からも邪険に扱われる。自身の願いが最後まで実らなかっただけでなく、降星町のスパークドールズが全て宇宙に帰っていった後もなぜか取り残され、喪失感に明け暮れながら町で密かに暮らしていた。なお、町の人間からは普通の人間に見えるらしく、健太と千草以外の人間は彼が宇宙人であることに気付いていなかった(2人にだけ見えたのは健太の台詞によると「宇宙人への耐性」とのことである)。
尾行していた健太と千草の存在に気付くと恨みを晴らすべく執拗に2人を追い回した末、千草を隠し玉として持っていたゼットン(SD)にダークライブさせようとするが失敗、代わりに自身がダークライブし千草がウルトライブしたウルトラマン(SD)と健太がウルトライブしたウルトラマンティガ(SD)と月面で対決する。劣勢になると自らゼットン(SD)から分離して加勢し優位に立つが、最後は駆け付けたウルトラマンギンガにゼットン(SD)共々ギンガクロスシュートで敗北。スパークドールズに戻った後迎えに来たというギンガの目的を知ると、ギンガを「先生」と呼んで喜びつつ宇宙へと運ばれていく。
- 演:外島孝一(スーツアクター・声) / 田久保宗稔(人間態)
- 『レオ』1、2話と同様スーツアクターの目と口が露出したマスクになっている。
- 脚本を担当した足木淳一郎は、夢を追いかけている健太と千草に対しマグマ星人は「現実を知った大人の代表」としている[6]。
『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するマグマ星人
データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。
マグママスター・マグナ
ラッシュハンターズに所属するマグマ星人のハンターで、「若き熱血ハンター」の異名を持つ。赤い目と腰辺りまで伸びた赤い髪が特徴で、赤いマントを羽織っている。チーム内では最年少であり、直情的に動くトラブルメーカーでもある。それ故、当初ガルムからは「ひよっこ」と呼ばれていたが、ベロクロンを撃破した際に「相棒」と呼ばれ一人前として認められた(しかし、呼びなれていたからかスーパーアースゴモラ戦では再び「ひよっこ」と呼んでいる)。バレルの事は初戦の時は「アンタ」と呼ぶが、その後は「バレルの旦那」と呼んでおりガルム、ジェントなど基本的に年上の人物に対しては「~の旦那」と呼ぶ。戦闘スタイルは右腕に装着するスティンガーサーベルを駆使した接近戦を得意とする。必殺技はサーベルにエネルギーを集めて繰り出すフォースサーベルなど。「SUPER-EARTHGOMORA Hunting」からは新兵器として鉤爪状の「ライトニング・クロー」を使用する。
目立ちたがり屋であり、事あるごとに「俺の見せ場」と称して真っ先にプラズマ怪獣に突っ込んでいくが、その度にプラズマ怪獣に裏拳で殴られる、光線で燃やされるなどロクな目にあっていない。しかし本人は非常に頑丈で、前述のように裏拳で殴られても光線で燃やされても平気で、しまいには避雷針代わりになってもほぼ無傷である等規格外の頑丈さを持っている。また、自分のサーベルに深い愛着を持っている。
ベロクロン戦では偶然自身の鎧の力を突発的に引き出したことからトドメ役をほかの2人から任される。最初は戸惑った様子を見せたが、ガルムの「頭なんて使わずマグマ魂で見つけてみろ」というアドバイスを受け自力で鎧の力を引き出すことに成功、ベロクロンのミサイルを投げ返しベロクロンを自滅させた。
- 声:深町寿成
マグマ星人フッグ
1弾より登場。「チェーンマグマ」の異名を持つ、青い髪のマグマ星人。左腕に鉤爪状のアタッチメントを装備しており、チェーンと繋がったフックを駆使して戦う。Webコミック版では実質的な主人公でフッグチームのリーダーを務める。また「華麗なる蒼き怪盗」の異名を持ち、プラズマソウルの事を「ジュエル」と呼ぶ他、マグナと親しく「フッグの旦那」と呼ばれている。テレビ版「SUPER-EARTHGOMORA Hunting」ではハンターステーションにいる宇宙人として姿が確認できる。
マグマ星人トライド
2弾より登場。「輝く刃で切り裂くハンター」の異名を持つ、緑の髪のマグマ星人。金色に輝くエルボーカッター状の三又装甲刃「トライデントアタッチメント」を武器とする。
マグマ星人ヴァイザー
5弾より登場。「ホワイトマグマ」の異名を持つ、白装束のマグマ星人。ギルドガードに所属し、危険地帯に赴くことを常とする。ギルドカードのメンバーは元より、取り締まる対象のハンター達からも定評がある。
ライブステージに登場するマグマ星人
口が露出しているので、観客の子供をステージに上げて名前を聞き出すなどの進行役を務めることや、下記のエイプリール企画を思わせるように調子にのることが多い。また、男性だけでなく女性の星人も登場する。
『ウルトラマンライブステージ2・宇宙恐竜最強進化!』
クローンゼットンを使って地球侵略を企む宇宙人達の一員として登場。2体現れ、改造パンドンを操りレオ&アストラの兄弟と戦ったりレギュラン星人の補佐を行う。基地に突入してきたウルトラマンティガとウルトラマンダイナに倒される。
『ウルトラマンフェスティバル2003』
第1部に登場。怪獣動物園に生息する怪獣達を暴れさせ、同胞を倒したレオへの復讐を企む。ババルウ星人とも手を組んでいる。
『宿敵復活〜地球紀行 それぞれの未来』に登場するマグマ星人Jr
ウルトラマンレオと地球で対決したマグマ星人の息子。胸のマグマ勲章が無く、首に青紫のスカーフを巻いている。他の同族と違い、争い事が嫌いで調子に乗りやすい。星人達が狙う闇の衣を調査していたウルトラマンノアとウルトラマンメビウスに出会う。彼のお爺ちゃん(身寄りのないJrを育てていたウルトラマンキング)からウルトラマン達の活躍を聞いて話をするが、レオから実の父親が獅子座L77星雲を滅ぼし、地球まで襲った末に倒されたことを聞かされ、傷付いたところに闇の衣から聞こえた声に心を支配され、衣から現れた強化ダークザギの配下となる。父親同様、双子怪獣レッドギラスとブラックギラスを操りパタで戦うがレオを動揺していたとはいえ単身で倒し、メビウスと斬り合うなど、明らかに父親を超える戦闘力を持っている。怒りで我を失い、育ての親であるキングの呼び掛けにも答えずに襲い掛かる。キングフラッシャーを受けてキングに謝罪しつつ倒れるが最後は観客の呼びかけによって復活を果たす。
『ウルトラマンフェスティバル2007』
メビウス最終回後の出来事とされ、冒頭、ゼットン、ゴモラと共にウルトラ戦士と戦うが最後はウルトラマンジャックのウルトラランスに敗れる。
『ウルトラマンフェスティバル2009』
第2部に登場。光の国襲撃を目論むザラブ星人の仲間となり、ロボット軍団と共にウルトラマンを襲う。その後、クライマックスの決戦でセブンから託されたアイスラッガーを手にしたレイモンに倒される。
『ウルトラマンフェスティバル2010』
第1部に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーで闇から蘇る。3体登場し、ババルウ星人と共にレオを誘い出して倒そうとする。クライマックスの決戦では2体がレオ&アストラに倒され、残りの一体は通常と違う形状のサーベルを装備してウルトラマンゼロを襲うが、セブンとゼロの親子コンビネーションで倒される。その後、ベリアルに闇の鎧を与えられてババルウ星人共々、再びゼロを襲うが、ゼロスラッガーギアを纏ったゼロの前にはもはや敵では無く、スーパーフォームのゼロの攻撃で敢え無く敗れ去る。
ゲーム作品に登場するマグマ星人
ザ・グレイトバトルIII
『ザ・グレイトバトルIII』に登場。
洞窟ステージのボス。コロシアムに再登場する。バンパイヤのような姿をしていてコウモリを繰り出し、自らはサーベルの連続突きで攻撃する。
PDウルトラマンバトルコレクション64
『PDウルトラマンバトルコレクション64』に登場。
ストーリー前半のラストボスとして登場し、倒してからはプレイヤーキャラクターに加わる。初期能力が良く覚える技も強力だが、光線技が一つしかないなど、技のバリエーションはあまり多くない。
ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ
『ウルトラマン Fighting Evolution』シリーズの1〜3にボス、敵キャラクターとして登場。
1ではバトルモードの2週目のラストボスとして登場し、倒すことで扱えるようになる。サーベルと鉤爪を装備した状態で、必殺技はサーベルから放たれる光線。
2ではオリジナルストーリー「大地球侵略作戦」に登場。バルタン星人、ダダ、ヤプール人と結託してウルトラ兄弟を罠にかける。東京タワーに逃げ込んだ人々を人質にとり、バルタン星人を倒した直後のセブンを双子怪獣を従えて攻撃(この際、セブンで勝ってもよい)、ギラススピンを喰らって重傷を負ったセブンの下へ駆けつけたレオと戦うことになる。
3のウルトラモードでは「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」で原作同様の役割で登場する他、オリジナルストーリー「世界10拠点同時侵略指令」にてバルタン星人が各地に送り込んだ怪獣軍団の一体として登場。
大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』第1話「力を継ぐもの」に登場。
テンペラー星人、ババルウ星人、キリエロイドと共にカネゴンのバトルナイザーを奪おうとする中、他の3人やカネゴンと共に平行世界へ迷い込む。主人公とカネゴンを見付け、ババルウ星人と共に襲い掛かる。だが、主人公が手にしたカネゴンのバトルナイザーから現れた怪獣の返り討ちに遭い、ババルウ星人共々倒される。他の3人と違い、劇中では一言も台詞がない。
ステータスはスピードがかなり高いが、ディフェンスとパワーが低い。必殺技は劇中使用した「サーベルビーム」の他、右手のサーベルを使った連続攻撃「サーベルラッシュ」、「スライドサーベル」が使える。NEO第1弾よりザムシャーとのタッグ必殺技「一刀二閃居合い斬り」が、NEO第4弾では毒の鍵爪で敵を連続で切り裂く「ベノムクローラッシュ」という毒属性の新必殺技が追加された。
- ポリゴンは『ウルトラマン Fighting Evolution2』と『ウルトラマン Fighting Evolution3』の流用。
その他の登場作品
- 居村眞二の『ウルトラマン80』の漫画作品では怪獣魔城に捕われていた者が自由を得るため80に挑みかかるが、正体はアメーバ怪獣の変身だった(アントラー、キーラ、ゼットンにもなり、分裂するとそれぞれが4体の姿になる)。
- 内山まもるの漫画『ウルトラ戦士 銀河大戦争』ではゴッドマグマと呼ばれる王が登場。光の国からウルトラキーを強奪し、追ってきたウルトラ兄弟と艦内で戦闘になる。斧を武器にしており、ウルトラマンエースに手傷を負わせる腕前を見せるが、助けに入ったアンドロメロスのコスモテクターを破壊することができず敗北する。
- 漫画『ウルトラマン超闘士激伝』では強豪宇宙人の一人として登場。マグマサーベルを強化したネオマグマサーベルを所持している。
- 漫画『ウルトラマンSTORY 0』ではL77星を襲撃した際の様子が描かれており、彼らが「マグマ星人」と呼ばれる理由として、「マグマに飛び込むことで、胸の勲章を起爆装置として惑星そのものを破壊する能力を持つため」という設定がなされた。
- 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』ではウルトラマンキングの誕生日を怪獣達と共に祝福する。また怪獣ダンサーのマグマ・フリーズXが登場し、ダンスも披露する。
- 「ウルトラ怪獣擬人化計画」として『電撃ホビーマガジン』2014年6月号(第7回)に勲章を左の二の腕に付けた、ロングヘア女性のマグマ星人(イラスト:なまにくATK)が掲載。武器のサーベルは桃色刀身の光剣。
その他の補足
- 同じ円谷作品である『電光超人グリッドマン』に登場する巨大カーンデジファーの着ぐるみにアトラクション用のマグマ星人のボディが流用されている。
- 『めちゃ×2イケてるッ!』では『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』出演のオーディションに他の怪獣と共に参加した。エイプリルフールネタ同様のフットワークの軽いキャラクターでプレッシャー星人とノーバに絡んでいたがどちらも絡み辛い様子を見せていた。玉乗りの準備をしている途中で調子に乗り始め、その挙動や格好から「大阪プロレスの匂いがする」とコメントされ、武藤敬司の物真似をしている。その姿を見たプレッシャー星人は「不合格にしてもいいんじゃないか」と頼んだが監督からは「決意の表れ。個性があっていいと思いますよ」と逆に好評価を得た。その後の玉乗り対決ではピグモンと対決している。よく注視して見ると目元から中の人の顔が確認でき、プレッシャー星人に「中身大学生でしょ」と言われたことで出演者からマグマ大学生と呼ばれるようになった。
- ウルトラマンガイア / 高山我夢役の吉岡毅志の結婚式に乱入し、花嫁を連れ去ろうとしたが、その後杉浦太陽が変身したコスモス、高野八誠が変身したアグル、吉岡が変身したガイアに助けに現れたガンQ共々成敗された。その後は改心してメビウスのコノミ役の平田弥里と写真を取ったり、客に料理を取りそろったりしており、杉浦と平田もブログでこの話題を取り上げている。この際は露出している口の部分で演者の髭が見えていた。
- プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボ企画として開催された、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」では企画の発案者となっている。自身は島根スサノオマジックよりドラフト指名された。
- 『ナイスの部屋』同様、ナイスとよくコンビでイベント等に出演することが多い。2011年10月9日の博品館劇場でのイベント『ウルトラマン80"奇跡の"ファン感謝祭!』でもナイスと共に司会を担当。2011年11月19日の東京ドームシティでのイベント『ウルトラ秋の大作戦!まるごと1日ウルトラマン』では、ナイスやレイとともにトークショー『昼まで生マグマ』を開催。
- 2011年-2012年のよみうりランドでのイベント『ウルトラQ怪獣ワールド』では各種イベントに出演。2011年12月23日、2012年1月28日の『生ウルトラファイト』では大会コミッショナーおよびレフェリーを担当。2012年1月9日の『ウルトラQ&成人(星人)の日?』には成人の日を「星人の日」と間違えて星人達を連れてきてしまい、その責任としてバンジージャンプをさせられている(他にもジェットコースターに乗ったり、ダンス等を披露していた)。この中で何かの形で『仮面ライダーOOO』に出演したと語っている。2012年1月28日にはナイスとのコンビによるトークショー『ウルトラマンナイスの部屋ショー』も開催。
インターネット企画におけるマグマ星人
- 円谷プロダクション公式サイトのエイプリルフール企画では、爆破予告や地球侵略を行おうとして逮捕(もしくは厳重注意)されるなどよく問題を起こしている。
- 2006年より初参加。日本語を上手く入力できないダークバルタンを笑い、それを注意したバルタン星人やダークザギに逆に怒る。
- 2010年のエイプリルフール企画では前述の『めちゃイケ』でのオーディションは実はやらせであると暴露し、同時期の“ 円谷ッター(ツブッター(Twitterのパロディ))”にも参加。ババルウ星人やガッツ星人と共に冥王星侵略を企んだが、途中でナイスの部屋に出演するため地球へ向かう。帰ってきた際にはウルトラ戦士たちに侵略を阻止された後だったため「こんなことなら地球でクッキンアイドル アイ!マイ!まいん!を見てくれば良かった」と発言。メトロン星人のTwitterによると過去に勉強を教えたとのことである。前者には「この映画の主役の俺」など、自身の自慢話が20行以上書かれている。
- 2010年には上記のエイプリルフール企画と同時期にニコニコ動画で『ウルトラマンナイスの部屋』のスペシャルコメンテータとして出演。『ウルトラマン80』の大ファンでもあり、80の登場怪獣やストーリーなどを詳しく解説していた。またこの中で詳細は不明だが『ウルトラマンティガ』49話に「人間体で出演している」と話している。2010年12月15日と2011年7月8日にもチャンネル生放送が復活、再びナイスとコンビで出演し、前者ではジャンボットがグリッドマンに似ていることを指摘していた。また、2011年7月8日放送分にて、スーツアクターが外島孝一と判明した。
脚注
参考文献
関連項目
テンプレート:ウルトラ怪獣- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ この説は『ウルトラマンオフィシャルデータファイル』でも紹介されている。
- ↑ 『ウルトラマン大辞典』(中経出版・2001年)p.20
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ テンプレート:Cite book
- ↑ Blu-ray『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』(バンダイビジュアル BCXS-0792)封入 作品解説書 SPARK NOTES SPECIAL。