レギュラン星人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Pathnav レギュラン星人(レギュランせいじん)は特撮テレビ番組ウルトラマンティガ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の宇宙人。別名「悪質宇宙人」。

『ウルトラマンティガ』に登場するレギュラン星人

ウルトラマンティガ』第7話「地球に降りてきた男」(1996年10月19日放送)に登場。

  • 身長:2.4メートル - 60メートル
  • 体重:180キログラム - 5万2000トン
  • 能力:手から出す怪光線や光弾や捕獲光線

ネメシス星雲第四惑星レギュラン星出身の宇宙人。自分の身を守るためならば仲間でも裏切る卑劣な性格で、宇宙ステーション・デルタの破壊と地球侵略のために宇宙船で飛行中、宇宙船の故障のためデルタに激突しそうになり、妻子や同胞を見捨てて、小型宇宙船・スペースバルケッタで一人脱出する。宇宙船はデルタのヴァルキリー砲によって破壊される。脱出後、地球にて自ら見捨てたことを隠して「宇宙船の破壊と、同乗していた妻と娘の復讐」を名目にヤナセ技官に迫る。地球人の頭から侵略情報を奪い取るだけでなく、自身のホログラムを作り出して相手を攻撃することも可能。アサミヤ技官を殺害して自身の宇宙船にヤナセや娘のレナを拉致し、レナに「地獄の苦しみ」を味わわせようと企むが、救援に駆けつけたGUTS隊員らによって阻まれ、自分の星に帰ろうとして失敗すると腹を立てて巨大化、ウルトラマンティガに戦いを挑む。

主な戦力は両手から放つ怪光線、破壊光弾、捕獲光線。自身の周囲の重力を弱めて空中浮遊や飛行を行う。ティガを空中戦で仕留めようとするが敵わずハンドスラッシュで光弾を相殺され地上に叩き落され、負けそうになると降参したふりをしながら風車を凶器に不意打ちを仕掛けたりしてティガを圧倒するが、レナとヤナセが操縦するガッツウイング1号の攻撃で形勢逆転。スカイタイプのランバルト光弾との打ち合いに負けて消滅し、宇宙船もガッツウイング1号のミサイルで破壊される。

『ウルトラマンダイナ』に登場するレギュラン星人

ウルトラマンダイナ』第42話「うたかたの空夢」(1998年6月27日放送)に登場。名前はレギュラン星人ヅウォーカァ将軍

  • 身長:2.6メートル
  • 体重:200キログラム
  • 能力:卑怯な手を使う、彗星爆弾攻撃

スーパーGUTS のナカジマが設計した「スペシウム砲」のサンプルを火星に運ぶアスカとマイを妨害する。初代と比べて頭頂部がやや短く、体色が若干赤みがかっているのが特徴。「宇宙一の嫌われ者」を自称し、スーパーGUTSのモニターをジャックして隊員たちに語りかけるが相手にされなかったことに怒り、彗星を小惑星帯で爆破して巨大隕石を太陽系に降り注がせる「石ぶつけ作戦」を決行するも、TPCの開発したマウンテンガリバー5号とウルトラマンダイナによって阻止され、最期はレギュラン円盤ごとソルジェント光線で倒される。

異星人にしては珍しく風車のミニチュアを持った初代のソフビ人形を所持している。また、3人がかりで変身直前のアスカを袋叩きにしている。

マウンテンガリバー5号共々アスカの夢の中だけの登場である。

  • 声:桑原たけし
  • スーツアクター:冨田昌則[4]
  • 着ぐるみは新造形[4]
  • タイトルではレギュラン星人とクレジットされている。
  • 第42話の監督・脚本を務めた川崎郷太はレギュラン星人を登場させた理由について、新しい宇宙人だとその説明をしなければならないという理由のほか、「一番変なことをやりそうだったから」という点を挙げているテンプレート:Sfn

『ミラーファイト2012』に登場するレギュラン星人

ミラーファイト2012』第1話「ウルトラマンランドの決斗」に登場。ウルトラマンランドで展示していたマシンシャーロックを触ろうとしていたところをミラーマンに乱暴に止められ、アイアロンとタッグを組みミラーマンを倒そうとする。アイアロンがミラーマンの攻撃を受け止めていたのを見て自分も攻撃を受けるがやはり痛く、不意を付かれ逃げ出したミラーマンを追いかける。しかし追いかけているうちにミラーマンがステージ外に出て身を隠し見失ったところをアイアロンと共にステージ外に投げ出され蹴られ倒される。

その他の作品に登場するレギュラン星人

脚注

テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

テンプレート:ウルトラ怪獣
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite book
  2. テンプレート:Cite web
  3. 3.0 3.1 テンプレート:Cite book
  4. 4.0 4.1 テンプレート:Harvnb