一戸町

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テンプレート:Infobox 一戸町(いちのへまち)は、岩手県の北に位置するである。

地理

人口

テンプレート:人口統計

気象観測

当町内の奥中山地区には、盛岡地方気象台アメダスが設置されている。

歴史

沿革

行政

  • 町長:稲葉暉(いなば あきら) - 前岩手県町村会長
  • 歴代町長
昭和の合併以前
氏名 就任 退任 備考
1 高村喜代助 明治22年(1889年)5月 明治32年(1899年)12月
2 平井徳太郎 明治33年(1900年)1月 明治34年(1901年)10月
3 久慈善次郎 明治34年(1901年)11月 明治37年(1904年)2月
4 高村喜代助 明治37年(1904年)3月 明治40年(1907年)8月 再任
5 平井徳太郎 明治40年(1907年)11月 明治42年(1909年)12月 再任
6 金子太右衛門 明治43年(1910年)2月 明治44年(1911年)12月
7 高村喜代助 明治45年(1912年)1月 大正4年(1915年)12月 三任
8 金子茂太郎 大正5年(1916年)1月 大正7年(1918年)1月
9 平井徳太郎 大正7年(1918年)1月 大正7年(1918年)3月 三任
10 林源八郎 大正9年(1920年)4月 大正13年(1924年)4月
11 田頭嘉二郎 大正13年(1924年)11月 昭和10年(1935年)9月
12 堀口常吉 昭和11年(1936年)8月 昭和14年(1939年)2月
13 熊谷平太右門 昭和14年(1939年)3月 昭和21年(1946年)11月
14 野里秀夫 昭和22年(1942年)4月 昭和26年(1951年)9月
15 日影舘喜助 昭和26年(1951年)10月 昭和32年(1957年)10月31日
昭和の合併以後
氏名 就任 退任 備考
1 日影舘喜助 昭和32年(1957年)12月7日 昭和36年(1961年)12月6日
2 稲葉佐吉 昭和36年(1961年)12月7日 昭和48年(1973年)10月30日 元・浪打村長
3 中野清見 昭和48年(1973年)11月18日 昭和60年(1985年)11月17日 元・江刈村長
4 稲葉暉 昭和60年(1985年)11月18日 現職(7期目)

町の施設

  • 町立コミュニティセンター「わわわのどぉ〜も」(一戸字砂森・イコオショッピングセンター向かい。町立図書館併設)
  • 町営運動公園(西法寺字稲荷)
  • 町民体育館(高善寺字大川鉢・町役場隣)
  • 町総合福祉センター(一戸字砂森・一戸病院隣)
  • 町営火葬場(岩舘字舘)
  • 町浄水場(一戸字砂森)
  • 町下水処理場(楢山字平船向)

警察

  • 岩手県警察
    • 二戸警察署(二戸市金田一字上田面302番地6)
      • 一戸交番(一戸字砂森、かつては一戸高校向かいの交通機動隊基地敷地内にあったが、庁舎が老朽化で手狭になったため現在地へ移転)
      • 小鳥谷駐在所(小鳥谷字野里上)
      • 中山駐在所(中山字大塚、奥中山高原駅前)
    • 交通機動隊一戸分駐隊(一戸字蒔前、かつては一戸交番を併設していた)
    • 高速道路交通警察隊一戸分駐隊(八戸道の岩手県側を管轄。一戸インター料金所隣の楢山字平船向地区に高速隊基地を、一戸字越田橋地区に隊員官舎を各々設置)

消防

  • 二戸地区消防本部

県の施設

国の施設

産業

郵便

郵便局

  • 一戸郵便局(集配局) (83013)
  • 奥中山郵便局(集配局) (83083)
  • 小鳥谷郵便局 (83062、かつては集配特定局だったが郵便事業改革により無集配特定局に降格され、かつて当局が受け持っていた〒028-52xx地区の集配は一戸局へ移管)
  • 鳥海郵便局 (83236)

簡易郵便局

  • 鳥越簡易郵便局 (83759)
  • 小繋簡易郵便局 (83760)

金融機関

医療機関

  • 岩手県立一戸病院(かつては一戸字向町地区にあったが、建物が老朽化し手狭になっていたため一戸字砂森地区の再開発区域へ移転)。

姉妹都市・友好都市

  • 姉妹都市提携等を結んでいる市町村は存在しない。

教育

高校

中学校

  • 一戸町立一戸中学校
  • 一戸町立一戸中学校養護分校
  • 一戸町立小鳥谷中学校
  • 一戸町立奥中山中学校

小学校

  • 一戸町立一戸小学校
  • 一戸町立一戸小学校養護分校
  • 一戸町立一戸南小学校
  • 一戸町立鳥海小学校
  • 一戸町立鳥越小学校
  • 一戸町立小鳥谷小学校
  • 一戸町立奥中山小学校

特別支援学校

  • 岩手県立盛岡みたけ支援学校奥中山校
  • 三愛学舎養護学校

交通

主要な幹線交通が一通り接続しており、インターチェンジなどは二戸市への玄関口の役割を果たす。鉄道路線のいわて銀河鉄道線は、東北新幹線八戸延伸を機に、東北本線第三セクターによる運営に移行したものである。

鉄道

JR東日本の東北新幹線も当町を通っているが、当町内は陸上を通る鉄道トンネルとしては世界で3番目(日本国内では2番目)に長い岩手一戸トンネルにより貫かれているため当町内に新幹線駅は無く、最寄の新幹線駅は北部(町中心部)が二戸駅、奥中山・宇別地区はいわて沼宮内駅となる(停車本数は二戸駅が多い。「はやて」・「はやぶさ」は「二戸には停まるがいわて沼宮内は通過する便」・「二戸・いわて沼宮内両駅に停まる便」・「二戸・いわて沼宮内両駅いずれも通過する便」の3通り設定)。なお国道4号及びIGR線と交差する小繋地区には、車両トラブルや停電等により新幹線電車がトンネル内で立ち往生した場合に備え、斜坑を利用して地上へ出られる避難路が設けられている(新幹線工事期間中はここに工事事務所が置かれていた)。

当町中心部から二戸駅まではIGR線一戸駅より一駅5分だが、路線バス・タクシー・自家用車を利用する人も多い(二戸駅西口にはパーク&ライド用無料駐車場がある)。

バス

一般路線

一般路線バスはかつてはほとんどが一戸駅前発着だったが、「イコオショッピングセンター」オープン後は多くの便がイコオ前発着もしくは経由するルートとなっている。さらに後述の「いくべ号」設定に伴い、一部路線は重複しない朝夕のみの運行となっている。
岩手県北バスはバスカード利用可(県北バス以外の他社発行カードは利用不可。さらに県北バス発行カードの他社路線利用も不可)。JRバスはバスカード非対応で支払いは現金・回数券・定期券のみで可。
  • 岩手県北自動車
    • 一戸営業所(一戸町内路線の中には入出庫を兼ねて一戸営業所発着となる便もあり)
      • 出ル町線(出ル町行き。運動公園経由と茂谷山経由の2系統運行)
      • 二戸線(二戸駅東口行き)
      • 根反線
      • 楢山・九戸線(九戸行き、来田温泉止まりの便もあり。九戸行きは伊保内支所との共同運行)
      • 女鹿線(女鹿新田経由上小友行き)
      • 姉帯・面岸線(上面岸行き)
      • 奥中山線(奥中山高原駅前・奥中山高原温泉経由いわて子どもの森行き)
    • 八幡平営業所沼宮内支所(旧・沼宮内営業所)
      • 吉ヶ沢線(宇別経由葛巻町吉ヶ沢行き)
  • 一戸町民バス(丸由タクシーに委託し運行)
    • 小鳥谷・平糠線
    • 後述の「いくべ号」設定に伴い、重複しない朝夕のみの運行となっている。
    • 運行開始から2006年(平成18年)の法改正までは貸切代替バスとしての運行であった。

以前は南部バス一戸線)も乗り入れてきたが、利用客が減少したため2008年(平成20年)3月31日をもって廃止され、撤退した。

デマンド交通

  • 一戸町デマンド交通「いくべ号」
    • 2009年(平成21年)4月より運行開始、地元のバス・タクシー事業者が分担して町より受託している。
    • 日中時間帯のみの設定で、県北バス路線の一部および町民バスは同時間帯の運行を行わない。

タクシー

道路

高速自動車国道

  • 八戸自動車道一戸IC
    • 当町から青森市までの距離は一般道(国道4号・みちのく有料道路)経由のほうが短い(国道4号・みちのく有料道路経由の場合は135km、八戸道・東北道経由の場合は国道4号・みちのく有料経由より10km長い145km)。
    • 当町から盛岡市までも一般道(国道4号)経由のほうが65kmと高速経由より短距離であるため、当町を通る国道4号は昼夜を問わず大型車通行量が多い。
    • 一戸ICは(東京方面から見て)高速道路・国道4号双方が直接繋がる最後のインターとなる。

一般国道

  • 国道4号小鳥谷バイパス一戸バイパス二戸バイパス
    • IGR線を跨ぐ中山跨線橋付近には国道4号の最高地点がある(標高458m)。
    • 当町内を含む岩手町(盛岡市玉山区との境界)から青森県境までの区間は、国土交通省二戸国道維持出張所の管轄。当町内には道路維持管理の拠点となる「防災ステーション」が奥中山地区に設置されており、道路パトロールをはじめ冬期間における除排雪・凍結防止剤散布などを24時間体制で行っている。さらに天候が変わりやすく、冬期は路面が凍結しやすい中山跨線橋付近・小繋跨線橋付近・笹目子トンネル付近の3か所には、路面状況を監視する定点カメラが設置されており、その映像は沿道の道の駅や岩手河川国道事務所サイトで閲覧可能。

県道

主要地方道
  • 岩手県道5号一戸山形線(九戸村との境にある小倉トンネルは幅員狭小のため大型車とのすれ違い困難)
  • 岩手県道6号二戸五日市線(旧・二戸安代線。市町村合併による「八幡平市」誕生に伴い路線名変更。のちに東北新幹線延伸関連のルート改良に伴い、起点が二戸市内から当町内に移動)
  • 岩手県道15号一戸葛巻線
  • 岩手県道30号葛巻日影線(旧・葛巻安代線。市町村合併による「八幡平市」誕生に伴い路線名変更。葛巻町内の黒森峠は行き止まりで車両通り抜け不可なので、当線経由で葛巻町中心部へ行く場合は周辺の町道へ迂回。当線を通る路線バスは葛巻町中心部へ行かず吉ヶ沢で折り返し)
一般県道

自動車教習所

当町内に自動車教習所は無いものの、岩手県北自動車学校三八五オートスクール三戸校が当町北部(町中心部・小鳥谷地区)へ、岩手中央自動車学校が当町南部(奥中山・宇別地区)へ各々送迎バスを運行している。

乗用車のナンバープレート

乗用車ナンバー地名表記は「岩手」となる(運輸支局は紫波郡矢巾町に1カ所置かれているのみのため、乗用車ナンバー地名表記は岩手県全域で「岩手」)。

空港

当町民は花巻空港三沢空港を利用している。大館能代空港も比較的近いが、発着便数が少ない事から利用する当町民は少ない。

出身有名人

名所・旧跡・祭事等

名所・旧跡

観光スポット

温泉

建造物

祭事

  • 一戸まつり(8月末。岩手県北部で最初に行われる秋祭り。)

TVチャンネル及びラジオ周波数

  • 当町内のTVチャンネルとFMラジオ周波数は(IGR線を跨ぐ)西田子跨線橋を境に異なっており、北部(町中心部)地区の世帯は折爪岳(二戸局)に、南部(奥中山・宇別地区)の世帯は紫波新山(盛岡親局)に各々TVアンテナを向けている。近年は折爪岳からの電波が届きにくい小鳥谷地区や(町中心部の)高善寺・向町地区をカバーするギャップフィラー方式の地デジ中継局が当町内に2局開局した(一戸野田デジタルテレビ中継局一戸姉帯テレビ中継局。物理チャンネルは折爪岳と同じ)。アナログTV時代は折爪岳からの電波が届きにくい町内の一部地区(向町・本町・小繋地区など)が共同受信組合を設立して共同アンテナにより視聴していた。
  • AMラジオは盛岡親局(IBC岩手放送矢巾ラジオ送信所及びNHK矢巾ラジオ放送所)を受信するが、当町内は山間部が多いため場所により聞こえにくくなる(加えて夜間は遠方他地域局との混信がひどくなるため、特にアナログ選局式ラジオでは夜間に地元在盛AM局の音声を見つけ出すのが困難。盛岡親局の出力増力や二戸地区へのAM中継局設置予定は今のところ無し)。こうした難聴取を解消すべく、IBCラジオについては2006年1月23日より二戸市のコミュニティFM局「カシオペアFM77.9MHz」においてIBC自社制作番組の一部を再送信する措置が採られている(ただし奥中山・宇別地区にはカシオペアFMの電波が届いていない)。さらに2011年5月16日からは「radiko」でもIBCラジオを聴取可能。一方NHKはFM放送を二戸局84.9MHz(奥中山・宇別地区は盛岡親局83.1MHz)経由で受信可能である事から、AM(ラジオ第1、第2)の中継局設置や盛岡親局の出力増力予定は無い。
    • 当町内を通っている幹線道路トンネルのうち国道4号は笹目子トンネル内で、八戸自動車道は一戸トンネルと折爪トンネル内で在盛AM盛岡親局(IBC:684kHz、NHK盛岡第1:531kHz、NHK盛岡第2:1386kHz)が各々再送信されている。
  • 当町北部では隣県のRABラジオ八戸局1485kHz経由で受信可能。

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 一戸村のうち大越田・大道沢・小井田・田中の4部落は浪打村へ編入。