八戸自動車道
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テンプレート:Infobox road 八戸自動車道(はちのへじどうしゃどう、HACHINOHE EXPRESSWAY)は、岩手県八幡平市の安代JCTから青森県八戸市へ至る、高速道路(高速自動車国道)である。略称は八戸道(はちのへどう、HACHINOHE EXPWY)。
目次
概要
法定路線名は東北縦貫自動車道八戸線であり、その開通区間のうち八戸北IC以南の営業路線名である。
2014年3月29日に八戸JCTで高規格幹線道路(B路線)の八戸久慈自動車道と接続された(但し一般道への流出は八戸北IC等周辺のICを利用し、八戸JCTは八戸道との接続のみ)。
将来的には、百石道路・第二みちのく有料道路・上北道路・三沢天間林道路・みちのく有料道路を経由し、青森自動車道と接続する予定である。また起点の安代JCTは東北自動車道本線と直結し、キロポストは川口JCTからの通算で表示されており、安代JCTからの0km表示ではない。
通過市町村
接続する高速道路
インターチェンジなど
- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
- 路線名の特記がないものは市町道。
- BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
- 英略字は以下の項目を示す。
本線(安代JCT-八戸IC)
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 安代[1] から (km) |
川口 から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
46 | 安代JCT | 東北自動車道 | 0.0 | 563.3 | 岩手県 | 八幡平市 | ||
1 | 浄法寺IC[2] | 県道6号二戸五日市線 (浄法寺バイパス:予定) |
14.9 | 578.2 | ○ | 二戸市 | ||
- | 二戸PA | 19.6 | 582.9 | |||||
- | 馬淵川橋 | ↓ | ↓ | 一戸町 | ||||
2 | 一戸IC | 国道4号(一戸バイパス) | 26.8 | 590.1 | ||||
- | 折爪トンネル | ↓ | ↓ | |||||
九戸村 | ||||||||
3 | 九戸IC | 国道340号 県道22号軽米九戸線 |
38.2 | 601.5 | ||||
- | 折爪SA | 43.9 | 607.2 | 軽米町 | ||||
4 | 軽米IC | 国道340号・国道395号 | 48.2 | 611.5 | ||||
5 | 南郷IC[3] | 県道42号名川階上線 | 57.8 | 621.1 | 青森県 | 八戸市 | ||
- | 福地PA | 62.1 | 625.4 | 南部町 | ||||
5-1 | 八戸JCT | 青森(百石道路)方面 八戸久慈自動車道 |
64.3 | 627.6 | 安代JCT方面のみ[4] | 八戸市 | ||
6 | 八戸IC | 県道29号八戸環状線 | 68.1 | 631.4 | ○ |
※八戸ICからは安代JCT方面しか利用できないため、八戸JCTと八戸ICの間に八戸東JCT(八戸第2JCT)(仮称)の建設案も出ている。[5]
青森(百石道路)方面 (八戸JCT-八戸北IC)
- 八戸IC - 八戸北IC間を八戸JCT経由で利用することはできない。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 安代 から (km) |
川口 から (km) |
BS | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
八戸久慈自動車道に直結 | ||||||||
5-1 | 八戸JCT | 本線 | 64.3 | 627.6 | 安代JCT方面のみ | 青森県 | 八戸市 | |
- | 八戸西SIC | 国道454号 | 73.0 | 636.3 | - | 2018年度 供用開始目標[6][7] | ||
7 | 八戸北IC | 国道45号 | 77.5 | 640.8 | ||||
百石道路に直結 |
SA・PA
八戸自動車道にはSAが1箇所とPAが2箇所の合計3箇所の休憩施設が存在する。売店は折爪SAにのみ設置されているが24時間営業ではない。PAはすべてトイレのみ。ガソリンスタンド、レストランが設置されているエリアはない。また、東北道についても岩手山SA以北にガソリンスタンドがあるSA・PAは花輪SA上り線以外には無い。
主なトンネルと橋
トンネルの数
区間 | 上り線 | 下り線 |
---|---|---|
安代JCT-一戸IC | 1 | 1 |
一戸IC-九戸IC | 1 | 1 |
九戸IC-八戸IC | 0 | 0 |
八戸JCT-八戸北IC | 0 | 0 |
合計 | 2 | 2 |
歴史
- 1986年11月27日 : 一戸IC-八戸IC開通。
- 1989年9月7日 : 安代JCT-一戸IC開通。
- 1995年3月28日 : 一般国道45号百石道路(八戸北IC-下田百石IC)開通。
- 2002年7月18日 : 八戸JCT-八戸北IC開通により全線開通。
- 2005年10月1日 : 日本道路公団民営化により、東日本高速道路の管理路線になる。
- 2010年2月2日 : 全線が高速道路無料化社会実験の対象区間に指定される。
- 2010年6月28日 : 全線で高速道路無料化社会実験の運用が開始される[8]。
- 2011年6月19日 : 政府が2011年3月11日に発生した東日本大震災の復興費用確保のため、全線で行っていた無料化社会実験を一旦終了させ、以降の社会実験を一時凍結。これに伴い当道路の通行料金が再び有料となる。
- 2011年6月20日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援を目的に一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を全線で開始。
- 2012年3月31日 : 東日本大震災の被災者支援、復興・復旧支援のための無料措置の実施終了。
- 2014年3月29日 : 八戸JCTにて八戸久慈自動車道が接続[9]。
道路管理者
- NEXCO東日本 東北支社
- 盛岡管理事務所 : 安代JCT-浄法寺IC
- (盛岡管理事務所管理区間はこの他、東北自動車道花巻IC-安代IC)
- 八戸管理事務所 : 浄法寺IC-八戸IC・八戸JCT-八戸北IC
- (八戸管理事務所管理区間はこの他、百石道路全線)
車線・最高速度
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 |
---|---|---|
安代JCT-八戸IC | 4=2+2 | 80km/h |
八戸JCT-八戸北IC | 2=1+1 | 70km/h |
交通量
- 斜字は推計値を示す。
- 平成22年度の調査期間中において、安代JCT-八戸JCT-八戸IC間及び八戸JCT-八戸北IC(全区間)では高速道路無料化社会実験が行われていた。
本線(安代JCT-八戸IC)
区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | ||||
安代JCT-浄法寺IC | 7,060 | 8,063 | 0.29 | 岩手県 | |
浄法寺IC-一戸IC | 6,627 | 8,298 | 0.25 | ||
一戸IC-九戸IC | 6,178 | 9,965 | 0.31 | ||
九戸IC-軽米IC | 5,186 | 8,983 | 0.31 | ||
軽米IC-南郷IC | 5,228 | 9,695 | 0.32 | ||
青森県 | |||||
南郷IC-八戸JCT | 5,364 | 11,376 | 0.30 | ||
八戸JCT-八戸IC | 3,837 | 7,899 | 0.21 |
青森(百石道路)方面 (八戸JCT-八戸北IC)
- 全区間、青森県内に所在。
区間 | 平成17年度 (2005年度) |
平成22年度(2010年度) | 備考 | |
---|---|---|---|---|
台数 | 混雑度 | |||
八戸JCT-八戸北IC | 1,527 | 3,477 | 0.76 |
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:八戸自動車道- ↑ 設立当時は安代町。
- ↑ 設立当時は浄法寺町。
- ↑ 設立当時は南郷村。
- ↑ 八戸ICから青森(百石道路)方面・八戸久慈道 階上方面の相互利用は不可。
- ↑ 八戸南環状道、八戸IC乗り入れできず
- ↑ 北奥羽開発促進協議会
- ↑ 「八戸西スマートIC」新設申請へ 18年度完成目標 ETC専用 デーリー東北新聞社 2014年7月1日付
- ↑ 国土交通省-平成22年度高速道路無料化社会実験について
- ↑ 三陸沿岸(さんりくえんがん)道路八戸・久慈(はちのへくじ)自動車道(八戸南(はちのへみなみ)環状道路)が平成26年3月29日(土)に開通します。 〜三陸沿岸道路(復興道路)としては初めて東北縦貫自動車道に繋がります〜 国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所・東日本高速道路株式会社 東北支社 2014年2月26日付
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