苗穂運転所
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テンプレート:車両基地 苗穂運転所(なえぼうんてんじょ)は、北海道札幌市東区北5条東13丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両基地である。また運転士も所属している。本社鉄道事業本部管轄。
苗穂駅に隣接し、基地内には車両工場である苗穂工場が併設されている。
所属する乗務員は札幌近郊で運行している電車の他に札幌運転所に配置されている気動車の一部や寝台特急の機関車の乗務も担当する。
所属車両
特急形気動車と、札幌近郊で運用される一般形気動車を中心に配置されている。2013年4月1日現在の所属車両は以下のとおり[1][2]。
所属車両の車体に記される略号は、旅客車が「札ナホ」(札=札幌本社、ナホ=苗穂(苗穂駅)の旧電報略号)、機関車が「苗」(=苗穂)となっている。
電車 | 気動車 | 機関車 | 客車 | 貨車 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
0両 | 126両 | 2両 | 0両 | 0両 | 128両 |
気動車
- キハ183系気動車(70両)
- 一般型車両はキハ183形24両(104, 209 - 215, 219, 220, 503, 504, 1501 - 1506, 1551 - 1556, 4558, 4559)、キハ182形20両(3, 11, 16, 21 - 23, 29 - 31, 39 - 45, 501 - 503, 512)、キロ182形1両(9)、キロハ182形5両(2 - 4, 6, 10)の計50両が配置されている。
- また、団体・臨時列車用として「旭山動物園号」(5両編成、キハ183-3 + キハ182-46 + キハ182-47 + キハ182-48 + キハ183-4)とお座敷車両「くつろぎ」(3両編成、キハ183-6001 + キハ182-6001 + キハ183-6101)、ジョイフルトレインの「ニセコエクスプレス」(3両編成、キハ183-5001 + キハ182-5001 + キハ183-5002)、「クリスタルエクスプレス トマム & サホロ」(4両編成、キハ183-5101 + キサロハ182-5101 + キハ182-5101 + キハ183-5102)、「ノースレインボーエクスプレス」(5両編成、キハ183-5201 + キハ182-5201 + キサハ182-5201 + キハ182-5251 + キハ183-5202)の計20両が配置されている。
- 2012年6月までは、ジョイフルトレイン編成と「旭山動物園号」編成のみが所属していたが、2012年6月から10月にかけて札幌運転所に所属していた車両がすべて転属した[3]。
- 特急「オホーツク」、特急「サロベツ」のほか、各種臨時列車にも使用される。キハ183-104、キロ182-9は波動輸送用となっている。
- キハ261系気動車
- SE-100編成[4]が2両編成4本(SE-101 - SE-104)、SE-200編成[5]が2両編成3本(SE-201 - SE-203)の計14両が配置されている。
- いずれも基本番台で、特急「スーパー宗谷」で使用される。
- 札幌方にSE-100編成、稚内方にSE-200編成を連結した4両編成で運転される。SE-104編成以外は第三セクター「北海道高速鉄道開発」所有車で、JR北海道がリースを受ける使用形態である。
- キハ40形気動車
- 300番台4両(301 - 304)、330番台2両(331, 336)、400番台2両(401, 402)、700番台5両(817, 819, 820, 822, 823)、1700番台5両(1790, 1816, 1818, 1821, 1824)の計18両が配置されている。
- 札沼線・函館本線の普通列車で使用される。
- キハ141系気動車
- キハ142形2両(5, 6)が配置されている。
- 札沼線の普通列車で使用されていたが、2012年10月27日のダイヤ改正に伴い、定期運用から撤退した。
- キハ150形気動車
- 0番台7両(11 - 17)が配置されている。
- 函館本線の普通列車(小樽・倶知安・長万部方面)で使用される。
- JR Hokkaido KI HA 40 401.JPG
キハ40形400番台
- JRN DC143-100 20061103 001.jpg
キハ141系
ディーゼル機関車
- DBR600形ディーゼル機関車
- モーターカー「HTR-600」を改造したもので、2両が配置されている。車両基地構内の入換作業、除雪などに使用される。