NHK北見放送局
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テンプレート:NHKの放送局 NHK北見放送局(エヌエイチケイきたみほうそうきょく)は、北海道のオホーツク総合振興局管内を放送対象地域とするNHKの放送局。テレビとラジオで地域放送を行っている。
目次
放送局概要
NHKの中で日本最北端に位置する放送局であり、民放を含めた全放送局の中でもコールサイン及び番組制作機能を有する日本最北端の放送局である。
オホーツク海沿岸一帯がエリアとなっている。放送局はオホーツク管内の最大都市・北見市にあるものの、親局となる送信所はオホーツク総合振興局所在地・網走市にある。
1988年(昭和63年)に出された合理化案には、北見放送局を支局として、旭川放送局に統合するという案が出されていた。また、同時に帯広放送局を釧路放送局に、室蘭放送局を札幌放送局に統合する案もあった。
当局の緯度は北緯43度48分40秒であるため日本最北端の放送局であるが、当局に次いで高緯度に位置する旭川放送局の緯度は北緯43度46分17秒であり、当局の緯度との差は2分23秒、長さにして4.4kmほどしかない。
また、NHK総合テレビを放送している51放送局のうち最も放送対象地域内の人口は少ない放送局である。
チャンネル・周波数
網走市の基幹送信所所在地
- デジタルテレビ(網走局)、アナログテレビ・FM(北見局)
- 網走市天都山
- ラジオ第1・第2(北見局)
- 網走市呼人(大観山)
- 補足
- 地上デジタルテレビジョン放送は2011年7月24日でその役割を終えたアナログ放送の施設をそのまま活用し、送信アンテナとデジタル放送設備のみ新設。
- 地上デジタルテレビジョン放送にはコールサインが付与されたため、北見放送局の親局となる。
- FM放送、ラジオ放送の基幹送信所は、網走市に所在するにもかかわらず、北見局と称している。かつてのアナログテレビ放送も同様であった。これは、北見放送局の親局という位置づけのためである。また、北見市に所在する中継局は、新北見局と称している。このような呼称はNHKのみ。
- 地上デジタル放送の送信所については民放と同様に、網走市の親局は網走局、北見市の中継局は北見局と称している。
テレビ
局名 | デジタル | アナログ 2011年7月24日停波時点 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
総合ch テンプレート:Small |
Eテレch テンプレート:Small |
空中線電力 | 放送開始日 | 総合ch | Eテレch | 映像空中線電力 | |
網走(網走市)
|
18 | 13 | 1kW | 2007年10月1日 | 3 | 12 | 1kW |
北見(北見市)
|
30 | 23 | 50W | 9 | 2 | 75W | |
置戸 | 45 | 37 | 300mW | 2008年3月31日 | 52 | 50 | 3W |
遠軽 | 30 | 23 | 10W | 2009年1月16日 | 2[1] | 10 | 100W |
紋別 | 10W | 45 | 47 | 100W | |||
佐呂間 | 15 | 23 | 1W | 2009年3月16日 | 52 | 50 | 10W |
佐呂間知来 | 1W | 45 | 47 | 10W | |||
若佐 | 18 | 13 | 300mW | 44 | 46 | 3W | |
訓子府 | 15 | 49 | 100mW | 2009年9月1日 | 44 | 46 | 1W |
留辺蘂 | 15 | 37 | 1W | 2009年10月13日 | 48 | 45 | 10W |
丸瀬布 | 45 | 42 | 3W | 2009年12月11日 | 53 | 51 | 30W |
津別 | 39 | 23 | 300mW | 2009年12月14日 | 52 | 50 | 3W |
滝上 | 18 | 13 | 5W | 2009年12月24日 | 4 | 12 | 30W |
興部 | 15 | 21 | 300mW | 2010年10月1日 | 51 | 49 | 3W |
常呂 | 40 | 37 | 10mW | 2010年12月24日 | 51 | 59 | 100mW |
北見若葉 | 15 | 49 | 10mW | 44 | 38 | 100mW | |
網走新町 | 42 | 39 | 10mW | 52 | 60 | 100mW | |
生田原 | 2010年3月[2] | 9 | 11 | 100mW | |||
網走鉄南 | アナログ放送終了とともに廃止[3] | 51 | 59 | 100mW | |||
芭露 | 53 | 51 | 3W | ||||
中渚滑 | 57 | 49 | 100mW | ||||
西興部 | 6 | 10 | 1W |
オホーツク管内のデジタル送信所・中継局の整備は当初計画分については上表の分をもって完了。
ラジオ
局名 | AM | FM | |||
---|---|---|---|---|---|
第1周波数 (kHz) |
第2周波数 (kHz) |
空中線電力 | 周波数 (MHz) |
空中線電力 | |
北見(網走市) | 1188 | 702 | 10kW | 86.0 | 250W |
新北見(北見市) | 1584 | - | 100W | 84.5 | 100W |
遠軽 | 1026 | 1539 | 100W | 83.8 | 100W |
丸瀬布 | 84.5 | 10W | |||
紋別 | 85.1 | 100W | |||
滝上 | 83.6 | 10W |
報道室
主な北見局制作番組
- つながる@オホーツク(月曜 - 金曜 11:50 - 11:54)
- オホーツクわが母校(不定期)
過去の制作番組
- イブニングネットワーク北見(平日18:45 - 19:00)
- 情報プリズム北見(平日18:56 - 19:00)
- ほくほくテレビオホーツク(月~木18:45 - 19:00)
- オホーツク情報広場(月~木曜日18:45 - 19:00)
- オホーツクきんよう広場(金曜日18:30 - 19:00)
- ほっからんどオホーツク(月曜~金曜 11:50 - 11:54)
- 2008年4月から放送開始。1997年ころまでは「ほっからんど北見」として上記の時間帯に放送を行っていた。その後、上記の時間帯は札幌放送局と同時放送を実施していた。実質、11:50 - 11:54の時間帯による北見放送局制作の番組は10年ぶりの復活といえる。
- まるごとニュース北海道オホーツク(月曜 - 金曜 18:45 - 18:56)
- ネットワークニュース北海道オホーツク(月曜 - 金曜 18:45 - 18:56)
アナウンサー・キャスター
アナウンサー
キャスター
脚注
外部リンク
テンプレート:Navbox with collapsible groups テンプレート:Tv-hokkaido
テンプレート:Radio-hokkaido- ↑ 道内唯一。
- ↑ アナログ中継局は直接受信している世帯が皆無となったことから2009年11月16日で廃局となったが、自治体の辺地共聴施設整備事業によりその後いわゆる「ギャップフィラー方式」のデジタル中継局が開局。ただし、偏波面は垂直偏波。
- ↑ 当初開局予定だった芭露はケーブルを通じた有線放送に移行。網走鉄南・西興部・紋別中渚滑は非該当のため(網走鉄南は親局で、紋別中渚滑は紋別中継局でそれぞれカバーできるため置局不要となった)。なお、西興部中継局は全世帯が有線放送に移行し、直接受信している世帯が皆無となったため、2010年5月31日をもって廃局(2011年4月26日開催の第1142回NHK経営委員会の資料より)。