鷹栖町

テンプレート:Infobox テンプレート:Coord 鷹栖町（たかすちょう）は、北海道上川地方中部、石狩国上川郡にある町。旭川市の北に隣接している。

かつてトンビやタカが多く、アイヌ語で「チカプニ」（大鳥が棲むところ）と呼ばれていたのを意訳して「鷹栖」の名がついた。

地理

• 北海道のほぼ中央、上川盆地に位置している。小高い丘に囲まれた小盆地状の地形。町内はほぼ全域にわたって碁盤目状に道路が張り巡らされている。
• オサラッペ川が北から南へ流れ、町の南端で石狩川へ注ぐ。

隣接している自治体

• 北は和寒町、他の三方は旭川市に隣接している。

歴史

1892年（明治25年）、石狩国上川郡のうち石狩川右岸一帯を鷹栖村とした。1924年（大正13年）6月4日付けでこの鷹栖村は東鷹栖村（現在の旭川市東鷹栖地区）・鷹栖村（現在の鷹栖町）・江丹別村（現在の旭川市江丹別地区）の三村に分かれた。この際に、旧鷹栖村を東鷹栖村と改称し、そこから鷹栖村と江丹別村を分村するという手続きを取っているため、これ以前の鷹栖村とこれ以降の鷹栖村・鷹栖町は同じ自治体ではないことになる。

（旧）鷹栖村

• 1892年 : 上川郡に（旧）鷹栖村が置かれる
• 1906年 : 二級町村制、上川郡（旧）鷹栖村となる。上川郡比布村（現比布町）が分村
• 1909年 : 一級町村制

（新）鷹栖村・鷹栖町

• 1924年 : （旧）鷹栖村が東鷹栖村に改称、（新）鷹栖村と江丹別村を分村。（新）鷹栖村は現在の鷹栖町の領域とほぼ一致する。
• 1969年 : 町制施行、鷹栖町

行政

• 町長：助安嘉和

経済

産業

• かつては水田単作であったが畑作への転換もすすみ、野菜の生産が多い。トマトジュース「オオカミの桃」は、道内はもちろん全国的によく知られており、1lで800円以上という高額ながら人気商品で品薄となっている。

立地企業

• 自動車メーカーのホンダ鷹栖テストコースが有り、主にNSX、インテグラ等のスポーツモデルやCR-V等の4WD、北米向け車両の研究開発や車両の寒冷地走行テストが行われている。
• 横浜ゴムタイヤテストコース「T*MARY」（ティーマリー）

農協

• あさひかわ農業協同組合（JAあさひかわ）
• たいせつ農業協同組合（JAたいせつ）

郵便局

• 鷹栖郵便局（集配局）

宅配便

• ヤマト運輸：道北主管支店春光センター（旭川市）
• 佐川急便：旭川店（旭川市）

公共機関

警察

• 旭川中央警察署鷹栖駐在所
• 旭川中央警察署北野駐在所
• 旭川中央警察署北斗駐在所

姉妹都市・提携都市

国内

• 「ホークス交流」 - ホークスサミットとして交流していたが、2007年3月末に解散したが、その後も交流を続けている。
  • 同じ「鷹」の字を含む秋田県鷹巣町（現・北秋田市）、東京都三鷹市、山形県白鷹町、長崎県鷹島町（現・松浦市）と交流を行っている。

海外

• 姉妹都市
  • テンプレート:Flagicon ゴールドコースト市（オーストラリア）

  1995年（平成7年）11月18日提携

地域

教育

• 高等学校
  • 北海道鷹栖高等学校
• 小中学校
  • 鷹栖町立鷹栖小学校
  • 鷹栖町立北野小学校
  • 鷹栖町立鷹栖中学校
• 養護学校
  • 北海道鷹栖養護学校

交通

鉄道

• 北海道旅客鉄道（JR北海道）
  • 函館本線 ：嵐山トンネル付近で町内を通過しているが、駅はない。近文駅・永山駅（いずれも旭川市内）が近い。

バス

• 鷹栖町営バス
• 道北バス：旭川駅前行が発着する。

道路

• 高速道路
  • 道央自動車道 : 旭川鷹栖IC
• 都道府県道
  • 北海道道37号鷹栖東神楽線
  • 北海道道72号旭川幌加内線
  • 北海道道99号和寒鷹栖線
  • 北海道道251号雨竜旭川線
  • 北海道道520号鷹栖東鷹栖比布線
  • 北海道道848号鷹栖江丹別線
  • 北海道道1125号嵐山公園線

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

• 北野神社獅子舞
• 治水の碑

観光

• メロディー橋 - 橋に鉄琴がついており、叩けば音が鳴ると言う仕組み。

出身有名人

• 谷口直樹 - 北海道テレビ放送アナウンサー
• 有倉雅史 - 元プロ野球選手

その他

• ハッピーメッセージ運動…子育て支援の一環として、地域の民生委員児童委員が主体となって、新生児の生まれた家庭を訪問し、誕生100日の記念品やお祝いのメッセージを贈る活動を行っている。

外部リンク

• 鷹栖町