鳥取大学前駅
テンプレート:駅情報 鳥取大学前駅(とっとりだいがくまええき)は、鳥取県鳥取市湖山町南五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
概要
駅名の通り、鳥取大学鳥取キャンパスの目の前に位置しており、全ての快速・特急列車(スーパーはくとを除く)の停車駅である。
2014年3月のダイヤ改正より「スーパーはくと」を除く、全ての特急列車が停車するようになった。これにより「スーパーまつかぜ」・「スーパーおき」は下り9本、上り8本の計17本となった。これは米子や倉吉からの通学の利便を図るためのものである。
大学入試センター試験および鳥取大学の入学試験の日には鳥取駅から当駅始終着の臨時列車が設定されるが、当駅はホームが1面1線しかなく、隣の末恒駅は一線スルーではない相対式ホーム2面2線で折り返しができないため、宝木駅まで回送して折り返す。米子方面から鳥取大学前終着の臨時列車の場合は鳥取駅まで回送される。
かつては当期間中に、当駅を発着する臨時特急「ビクトリーはくと」・「ビクトリーいなば」が運転されていた。定期列車の増発により臨時列車の運行が困難なことから、当駅始発の臨時特急は一旦廃止されたが、2011年には「ビクトリーはくと」が当駅始発で運行されている。
駅構造
米子方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。地上駅ではあるが地形の都合上、ホームは駅舎より1段下にあるため、改札からホームへは階段またはスロープで下りるようになっている。
みどりの窓口を併設した直営駅(鳥取鉄道部管理)であるが、早朝と夜間に窓口が無人となる。改札外に男女別の水洗式便所が設置されている。
駅前にロータリーがある。
利用状況
鳥取市統計要覧によると、2012年度の年間の乗車人員は79万人で、一日平均の乗車人員は2,164人と算出できる。
近年の乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 年間 乗車人員 |
一日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2000年 | 68万 | 1,863 |
2001年 | 72万 | 1,973 |
2002年 | 76万 | 2,082 |
2003年 | 76万 | 2,077 |
2004年 | 78万 | 2,137 |
2005年 | 80万 | 2,192 |
2006年 | 83万 | 2,274 |
2007年 | 83万 | 2,268 |
2008年 | 84万 | 2,301 |
2009年 | 80万 | 2,192 |
2010年 | 79万 | 2,164 |
2011年 | 77万 | 2,104 |
2012年 | 79万 | 2,164 |
駅周辺
- 鳥取空港(約1.6km)
- 湖山池
- Sマート湖山店
- 湖山ストア
- 湖山郵便局
- 鳥取湖山北郵便局
- 鳥取銀行
- 山陰合同銀行
- 鳥取大学鳥取キャンパス(正門まで約170m、徒歩3分)
- 鳥取県立鳥取商業高等学校
- 鳥取県立鳥取湖陵高等学校
- 鳥取警察署湖山交番
- 国道9号
- 鳥取県道264号鳥取空港布勢線
- 鳥取県道318号伏野覚寺線
バス路線
バスのりばは駅東側の道路上に鳥大前(とりだいまえ)バス停があり、日ノ丸自動車により運転されている。このバス停は当駅開業前から存在している。かつては日本交通も運行していた。
歴史
- 1995年(平成7年)7月27日 - JR山陰本線の湖山駅 - 末恒駅間に新設開業。
- 2010年(平成22年)3月13日 - この日のダイヤ改正から特急列車(一部)の停車駅となる。
- 2013年(平成25年)3月16日 - この日のダイヤ改正でとっとりライナーの全停車駅となる。
- 2014年(平成26年)3月15日 - この日のダイヤ改正で「スーパーまつかぜ」・「スーパーおき」の全停車駅となる。
隣の駅
- ・特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」停車駅
- ・快速「とっとりライナー」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線
脚注