高松駅 (石川県)
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テンプレート:駅情報 高松駅(たかまつえき)は、石川県かほく市内高松にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である。
特急「サンダーバード」のうち、和倉温泉駅行き最終(29号)と大阪駅行き第1便(12号)の1往復が停車する。当駅で折り返す列車が平日・土曜日に1往復のみ設定されている。
歴史
- 1898年(明治31年)4月24日 - 七尾鉄道 津幡仮停車場(本津幡駅の前身) - 七尾駅 - 矢田新駅(後の七尾港駅)間開通と同時に開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 七尾鉄道が鉄道国有法により国有化。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。七尾線の所属となる。
- 1971年(昭和46年)11月10日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。駅舎は小柄なコンクリート平屋建てで、単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
七尾鉄道部が管理し、ジェイアール西日本金沢メンテックが業務を受託する業務委託駅となっている。窓口での発券はPOS端末により行う。自動券売機は設置されておらず、窓口の締切作業時など、乗車券類を一切購入できなくなる時間帯がある。 同駅名が高徳線にあるため乗車券には(七)高松駅と押印される。 七尾線内唯一の赤い青春18きっぷ発売駅でもある。
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color七尾線 | 下り | 羽咋・七尾方面 | |
2 | テンプレート:Color七尾線 | 上り | 津幡・金沢方面 | |
3 | テンプレート:Color七尾線 | 上り | 津幡・金沢方面 | 待避・始発列車のみ |
下り | 羽咋・七尾方面 | 待避列車のみ |
列車運転指令上では、1番のりばが「下り本線」、2番のりばが「上り本線」、3番のりばが「上り1番線」となっている。ただし、3番のりばは下り方面の列車にも対応しており、実質的には上下副本線としての役割を担う。
利用状況
- 1日の平均乗車人員(石川県統計書より)
- 2004年度(平成16年度) 720人
- 2006年度(平成18年度) 658人
- 2007年度(平成19年度) 663人
- 2008年度(平成20年度) 635人
- 2009年度(平成21年度) 612人
- 2010年度(平成22年度) 595人
- 2011年度(平成23年度) 585人
- 2012年度(平成24年度) 568人
駅周辺
旧高松町の中心部に位置する。
- 国道159号
- かほく市役所高松庁舎
- かほく市役所大海連絡所
- かほく市立高松小学校
- 高松郵便局
- 高松海水浴場
- 石川県立看護大学
- のと里山海道 - 高松インターチェンジ
- のと里山海道 - 県立看護大インターチェンジ
バス路線
駅前から北鉄能登バス運行の羽咋駅方面(羽咋線)や本津幡駅方面(高松線)へのバスがそれぞれ運行されていたが、2009年9月30日にいずれの路線も廃止された。
2011年現在、石川県立看護大学や河北郡津幡町河合谷などに向けて、かほく市営バス(旧高松町営バス)が運行されている。
隣の駅
※特急「サンダーバード」(当駅には一部のみ停車)の隣の停車駅は、「サンダーバード (列車)」を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color七尾線