高島駅 (北海道)
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高島駅(たかしまえき)は、北海道中川郡池田町高島8-1[1]にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅である。ふるさと銀河線の廃線に伴い、2006年(平成18年)4月21日に廃駅となった。電報略号はタカ。
駅構造
2面2線の相対式ホームと駅舎を持つ地上駅。2つのホームは向かい合っておらず、ずれた位置にある。廃止時は無人駅であった。
駅周辺
- 北海道道496号下居辺高島停車場線
- 池田町役場高島支所
- 池田警察署高島駐在所
- 十勝高島郵便局
- 十勝バス「高島」停留所
歴史
- 1910年(明治43年)9月22日 - 国有鉄道網走線の駅として開業。一般駅[2]。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 路線の呼称変更により池北線の駅となる[3]。
- 1982年(昭和57年)9月10日 - 貨物取扱い廃止[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道に継承。
- 1989年(平成元年)6月4日 - 経営移管により、北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる[6][7]。
- 1997年(平成9年)4月1日 - 無人駅となる[8]。
- 2006年(平成18年)4月21日 - ふるさと銀河線廃線により廃止。
- 2008年(平成20年)12月16日 - 駅舎解体。今後は記念公園となる予定。
1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)まで、馬鉄の殖民軌道居辺(おりべ)線が駅前から現・士幌町下居辺に至る18.8kmに渡って運用されていたが、開通と同時期に下居辺が池田町から士幌町へ分村編入したために利用者が年々減り、1941年4月に下居辺地域内の軌道は池田町境界まで撤去された。残された軌道の運用実態は不明。1949年(昭和24年)に廃止された。
駅跡地
駅舎は撤去され、駅前にあった樹木とホームはそのまま残っている。
隣の駅
脚注
参考文献
- 続・士幌町のあゆみ 平成4年 士幌町 P43
- トカプチ 十勝郷土研究 第2号 静窓書房
- テンプレート:Cite book
- テンプレート:Cite book
関連項目
テンプレート:北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線- ↑ 『10年』 p. 104
- ↑ 『JR釧路支社』 p. 79
- ↑ 『JR釧路支社』 p. 96
- ↑ 『JR釧路支社』 pp. 111 - 112
- ↑ 『JR釧路支社』 p. 113
- ↑ 『JR釧路支社』 p. 122
- ↑ 『10年』 p. 105
- ↑ 『10年』 p. 111 「1996年(平成8年)12月1日無人化、1997年(平成9年)3月31日まで暫定で社員配置」という表現になっている。