駅家駅
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駅家駅(えきやえき)は、広島県福山市駅家町大字倉光にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福塩線の駅。
駅構造
府中方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。棒線駅のため、福山方面行きと府中方面行きの双方が同一ホームを共用する。駅舎は古くからの木造建築。また、男女共用の水洗式便所が置かれている。
せとうち地域鉄道部が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅。みどりの窓口はなく、窓口での発券にはPOS端末が用いられる。
駅周辺
あたりは福山市郊外の古くからある住宅街。昭和50年までは駅家町という単独の自治体であった。
- 国道486号
- 福山市北部支所
- 福山市北部図書館
- JA福山駅家支店
- 福山市立駅家小学校
- 福山市立駅家東小学校
- 福山市立駅家西小学校
- 福山市立駅家中学校
- 福山市立駅家南中学校
- 駅家郵便局
- ハローズ南駅家店
利用状況
1日平均の乗車人員は以下の通りである。
- 773人(2001年度)
- 762人(2002年度)
- 754人(2003年度)
- 737人(2004年度)
- 677人(2005年度)
- 707人(2006年度)
- 713人(2007年度)
- 732人(2008年度)
- 693人(2009年度)
- 704人(2010年度)
歴史
- 1914年(大正3年)7月21日 - 福塩線の前身である両備軽便鉄道の開業時に設置。
- 1926年(大正15年)6月26日 - 両備軽便鉄道が両備鉄道に改称。
- 1933年(昭和8年)
- 1938年(昭和13年)7月28日 - 福山 - 塩町間全通により福塩南線が現行の福塩線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
駅名の由来
駅名は、奈良時代に町内を山陽道が通っていて、宿駅(駅家(うまや))が設けられていたことに由来する。日本の鉄道駅の中で「駅」から始まるものはここと駅前停留場・駅前大通停留場(いずれも電停)しかない。なお駅名末尾に「駅」が付く駅は、電停を除けば湖遊館新駅駅が唯一である。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color福塩線