青柳駅
テンプレート:駅情報 青柳駅(あおやぎえき)は、長野県茅野市金沢青柳にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
歴史
- 1905年(明治38年)11月25日 - 国鉄中央本線 富士見駅・岡谷駅間開通と同時に開業。旅客および貨物の取扱を開始。
- 1965年(昭和40年)1月21日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)3月21日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年) - 駅舎改築。うだつをデザインした駅舎で鉄道建築協会賞を受賞した。
- 2005年(平成17年)11月25日 - 開業100周年。10月30日に茅野駅で茅野駅100周年と合わせた記念イベントを開催。
- 2014年(平成26年)4月1日 -東京近郊区間に編入される。[1]。
駅構造
駅舎に接して単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線とあわせて2面3線をもつ地上駅である。ホームはかさ上げされていない。
のりばは駅舎側から順に1番線、2番線、3番線となっており、二つのホームは屋根つきの跨線橋で結ばれている。ホーム長が非常に長くとられてているが、通常短い編成の列車しか停車しない(いずれもすずらんの里駅寄りに停まるのみ)こともあり、茅野駅寄りの大部分は舗装がされていない。ただし花火大会開催時のみ10両編成の臨時列車が停車する。なお、2番線は旅客列車が入線することが一切なく事実上貨物列車専用だったが、2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正で「20時38分発甲府行き」が特急を待避するようになった。その他回送列車の一時待機などにも使用されている。
駅舎は当初木造であったが撤去され、2002年(平成14年)にコンクリート造りの簡易駅舎が完成した。駅近くにあった金沢宿に因み「うだつ」をモチーフにデザインされており、鉄道建築協会賞を受賞している。駅舎内部には簡易自動券売機とガラス張りの待合所が、また島式ホーム上には改装済みの待合室がそれぞれ設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color中央本線 | 下り | 上諏訪・塩尻・松本方面 | |
2 | テンプレート:Color中央本線 | 下り | 上諏訪・塩尻・松本方面 | 待避列車 |
上り | 小淵沢・甲府・新宿方面 | |||
3 | テンプレート:Color中央本線 | 上り | 小淵沢・甲府・新宿方面 |
駅周辺
駅正面は広場になっており、駐車場や公衆便所が設けられている。
駅は宮川という小川に沿う形で位置しており、そこに架かる青柳橋の先に青柳の集落がある。県道196号に沿って集落を抜けると国道20号に突き当たり、国道を北西方向に500mほど進んだ先に金沢の集落(旧金沢宿)がある。ここには小学校や郵便局、市役所の出張所などの他に「金沢温泉金鶏の湯」という公営施設があり、温泉やサウナが利用できる。
周辺施設
バス路線
青柳橋のT字路を左折した先にある「青柳駅前」と国道20号線沿いにある「青柳」バス停がある。
- 青柳駅前
- 青柳
その他
- 2006年(平成18年)までは毎年8月15日に行われる諏訪湖祭湖上花火大会のときは、青柳駅を始終着とする臨時普通列車が設定されたが、2007年(平成19年)では設定がなくなった。なお、9月第一土曜日に行われる新作花火大会の際には青柳を始終着とする列車が設定されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color中央本線
関連項目
注釈
外部リンク
- 青柳駅(JR東日本 えきねっと)
- JR東日本・駅の写真館