電力系通信事業者
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電力系通信事業者(でんりょくけいつうしんじぎょうしゃ)とは、日本各地域の電力会社が出資する通信会社グループ。
概要
PNJグループ(パワー・ネッツ・ジャパン・グループ)とも呼ばれる。地域ネットワークから全国ネットワークまでをEnd to Endで提供。
かつての第二電電や日本テレコムなどの全国規模の新電電 (NCC) に対して、電力系NCC・地域系NCC[1]とも呼ばれる。
事業者
- 北海道総合通信網 (HOTnet)
- 東北インテリジェント通信 (TOHKnet)
- KDDI(パワードコムと2006年に合併、PNJの幹事会社の役割も継承)
- 中部テレコミュニケーション (CTC)(ただし、2008年にKDDIの子会社化している)
- 北陸通信ネットワーク (HTNet)
- ケイ・オプティコム (K-OPT)(かつては大阪メディアポート (OMP) が該当会社であったが、OMPがケイ・オプティコムに吸収合併されたため、現在の形に)
- エネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)(かつては、中国通信ネットワーク (CTNet) が該当会社であったが、中国情報システムサービス (CIS) に吸収合併され、同時にCISがエネルギア・コミュニケーションズと改称した上で、継承)
- STNet(四国情報通信ネットワーク→エスティネットから改称)
- 九州通信ネットワーク (QTNet)
- 沖縄通信ネットワーク (OTNet)(ただし、2010年に沖縄セルラー電話の子会社化している)
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:節stub- ↑ 通信自由化当初は「地域系NCC」には電力系通信事業者しかなかったためこのような表現が存在したが、現在ではベライゾン ジャパンなど電力系以外も存在するためこの表現は実態にそぐわなくなっている。