雫石駅
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 雫石駅(しずくいしえき)は、岩手県岩手郡雫石町寺の下にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。
当駅は田沢湖線上を走るミニ新幹線である秋田新幹線の停車駅となっている。日本の新幹線の停車駅では定期列車で4往復と最も停車本数が少なく[1]、新幹線の始発列車が8時33分と最も遅い。また盛岡からの田沢湖線普通列車は大半は当駅折り返しとなり、2013年現在、県境を越える普通列車は4往復である(うち下り1本と上り2本が赤渕・田沢湖止まり。)。
目次
歴史
- 1921年(大正10年)6月25日 - 国有鉄道橋場軽便線の終着駅として開業。
- 1922年(大正11年)7月15日 - 当駅 - 橋場間延伸開業。中間駅となる。
- この年、軽便鉄道法の廃止により同線は橋場線に改称。橋場線雫石駅となる。
- 1944年(昭和19年)10月1日 - 不要不急線指定区間の当駅 - 橋場間が休止。再び終着駅となる。
- 1964年(昭和39年)9月10日 - 当駅 - 赤渕間が延伸開業し、中間駅に戻る。
- 1966年(昭和41年)10月20日 - 橋場線・生保内線の連結により、両線は田沢湖線に改称。田沢湖線雫石駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 秋田新幹線開業。新幹線停車駅となる。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。秋田新幹線こまち号は基本的には1番線に停車する。こまち号同士の列車交換がある場合には、下り列車は2番線に停車する。田沢湖線普通列車は主に2・3番線から発車するが、1番線から発車する列車もある。折り返し列車は3番線から発車する。
直営駅(駅長配置)で、管理駅として、大釜駅 - 赤渕駅間の各駅を管理している。みどりの窓口(営業時間:5時30分 - 22時30分)、指定席券売機、自動券売機各1台の計2台、待合室、観光案内所が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color秋田新幹線 | (上り) | 盛岡・仙台・東京方面 |
(下り) | 大曲・秋田方面 | ||
テンプレート:Color田沢湖線 | (下り) | 田沢湖・大曲方面 | |
(上り) | 盛岡方面 | ||
2 | テンプレート:Color田沢湖線 | (上り) | 盛岡方面 |
テンプレート:Color秋田新幹線 | (下り) | 大曲・秋田方面(臨時停車時以外は不使用) | |
3 | テンプレート:Color田沢湖線 | (下り) | 田沢湖・角館・大曲方面 |
(上り) | 盛岡方面 |
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 771 |
2001 | 739 |
2002 | 727 |
2003 | 706 |
2004 | 674 |
2005 | 649 |
2006 | 631 |
2007 | 626 |
2008 | 641 |
2009 | 633 |
2010 | 622 |
2011 | 585 |
2012 | 574 |
2013 | 574 |
駅周辺(五十音順)
北口
- 網張温泉
- 網張スキー場
- 岩手県営屋内温水プール
- 岩手県交通雫石営業所
- 岩手県立雫石高等学校
- 岩手高原スノーパーク(スキー場)
- 葛根田川
- 県道194号西山生保内線
- 県道211号雫石停車場線
- 県道212号雫石東八幡平線
- 合資会社 中央自動車学校雫石スキッドランド
- 国道46号(雫石バイパス)
- 雫石スキー場
- 雫石プリンスホテル
- 雫石町総合運動公園
- 雫石町役場
- 雫石郵便局
- 雫石町立雫石小学校
- 雫石町立雫石中学校
- 滝ノ上温泉
南口
バス
ギャラリー
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南口
- ShizukuishiStationPlatform..JPG
ホーム
その他
- 「宮沢賢治をテーマにしたファンタジックな駅」として、東北の駅百選に選定された。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color秋田新幹線
- テンプレート:Color田沢湖線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox テンプレート:田沢湖線 テンプレート:橋場線 (雫石 - 橋場)
テンプレート:東北の駅百選- ↑ 現行ダイヤのうち、2013年3月16日から運行開始した「スーパーこまち」が1往復が雫石駅に停車、それ以外に当駅停車となる3往復は「こまち」である。