網張温泉
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テンプレート:日本の温泉地 網張温泉(あみはりおんせん)は、岩手県岩手郡雫石町(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。
アクセス
泉質
源泉は温泉地から2キロメートルほど離れた山中に存在する。
温泉街
十和田八幡平国立公園内、岩手山の南麓標高750メートルの地に、国民休暇村の「休暇村岩手網張温泉」が存在する。
周辺には、網張スキー場やキャンプ場も存在する。スキー場の南には町営の日帰り入浴施設の「網張温泉ありね山荘」が存在する。
国民休暇村から山を入った源泉地付近に「仙女の湯」という混浴露天風呂が存在する。清掃協力金を払うことで入浴可能である。
歴史
開湯は和銅年間とされる。
古くは山岳信仰の対象とされた。江戸時代には、勝手に入浴できないように温泉に網が張られていた。今日の温泉名はこれに由来し、網張温泉となった。
1877年に、山中に存在している源泉から現在地まで引湯され、温泉地が開かれた。その後湯治場として賑わっていたものの、徐々に寂れていったため、1965年に国民休暇村が誘致された。