長門二見駅
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テンプレート:駅情報 長門二見駅(ながとふたみえき)は、山口県下関市豊北町大字神田上字上二見にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
駅構造
島式ホーム1面2線の交換可能な地上駅。長門鉄道部管理の無人駅であり、自動券売機等の設備はない。ホームは崖の中腹にあり、駅舎からは地下道経由で階段を上る。ホーム上に待合室がある。駅舎とホームの間に通過線がある。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color山陰本線 | 下り | 小串・下関方面 |
反対側 | テンプレート:Color山陰本線 | 上り | 滝部・長門市方面 |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
駅周辺
商店が少しある。
当駅から小串駅までは日本海を海岸沿いに通過するため、車窓からの景色がよい。
- 二見郵便局
- 二見漁港
- 下関市立二見小学校
- 夫婦岩(みすヾ潮彩号の停車スポットから見ることができる)
- ときわ屋(二見饅頭)
- 光輪寺
- 国道191号
路線バス
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 117 |
2000 | 114 |
2001 | 78 |
2002 | 68 |
2003 | 77 |
2004 | 69 |
2005 | 72 |
2006 | 72 |
2007 | 71 |
2008 | 63 |
2009 | 56 |
2010 | 51 |
2011 | 45 |
2012 | 47 |
歴史
- 1925年(大正14年)8月16日 - 国有鉄道小串線(当時)の小串駅 - 滝部駅間延伸時に開業。客貨取扱を開始。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 小串線が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
- 1961年(昭和36年)8月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2010年(平成22年)8月7日 - ホーム上の待合室が不審火により全焼テンプレート:Ref。
大正期に山陰本線最後の連結区間として、この地域の鉄道敷設が行われた。当時、日本海岸沿いに敷設される予定であった本線だが、地域の要望や予算等により、滝部駅と特牛駅の2駅が内陸に置かれるような敷設となった。そのため本線は長門二見駅周辺で、ほぼ90度方向転換する。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線