山形鉄道フラワー長井線

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|} フラワー長井線(フラワーながいせん)は、山形県南陽市赤湯駅から西置賜郡白鷹町荒砥駅に至る山形鉄道が運営する鉄道路線。旧特定地方交通線東日本旅客鉄道(JR東日本)長井線を引き継いだ路線である。名称の「フラワー長井線」は、沿線に花の名所が多いことからきている。

路線データ

運行形態

ワンマン運転(朝、夕時は車掌同乗)の各駅停車が線内折り返し運転され、1 - 2時間に1本運行されている。ワンマン運転時は複数車両連結の運転であっても、乗車可能なのは進行方向側の先頭車両のみ。赤湯 - 荒砥間の所要時間は約1時間である。

利用状況

輸送実績

収入実績

使用車両

テンプレート:Main

  • YR-880形

うさぎ駅長「もっちぃ」と「もっちぃ列車」

テンプレート:Main2 2010年8月、熊野大社の「3羽のウサギ」にちなんで白ウサギの「もっちい」が宮内駅の駅長に就任した。2羽のウサギ「ぴーたー」と「てん」が駅員である。また助役は亀の「カメ吉」が務める。同鉄道では、これらのキャラクターをあしらったラッピング列車「もっちぃ列車」を運行している[1]

歴史

置賜地方の交通改善のため、軽便線規格で敷設された路線である。長井軽便線(ながいけいべんせん)として1913年に一部開業し、長井線と改称後の1922年に全通した。同年制定された改正鉄道敷設法には、荒砥から左沢線左沢に至る鉄道(別表第25号)が計画されたが、実現しなかった。

国鉄再建法施行により1986年に第3次特定地方交通線に指定され、1987年に日本国有鉄道(国鉄)からJR東日本に承継された後、1988年に山形鉄道に転換された。

駅一覧・接続路線

  • 全駅山形県に所在
  • 括弧内の駅名は転換前の旧駅名、*印は転換時(後)に設置された駅
  • #印は行き違い可能駅
駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線・備考 所在地
赤湯駅 - 0.0 東日本旅客鉄道:奥羽本線山形線)・山形新幹線 南陽市
南陽市役所駅* 0.9 0.9  
宮内駅(宮内町駅)# 2.1 3.0  
おりはた駅(西宮内駅) 1.4 4.4  
梨郷駅 2.4 6.8  
西大塚駅 3.5 10.3   東置賜郡川西町
今泉駅# 1.9 12.2 東日本旅客鉄道:米坂線 長井市
時庭駅 2.7 14.9  
南長井駅 2.4 17.3  
長井駅# 1.0 18.3 山形鉄道本社所在駅)
あやめ公園駅* 0.8 19.1  
羽前成田駅 1.9 21.0  
白兎駅* 2.2 23.2  
蚕桑駅 1.4 24.6   西置賜郡白鷹町
鮎貝駅 3.3 27.9  
四季の郷駅* 0.7 28.6  
荒砥駅 1.9 30.5 車両基地所在駅)

脚注

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関連項目

外部リンク

テンプレート:赤字83線

テンプレート:特定地方交通線テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ
  1. 山形鉄道フラワー長井線・宮内駅の駅長もっちぃがヌード写真集発売!? - マイナビニュース、2012年8月15日
  2. 2.0 2.1 2.2 『山形県の鉄道輸送』 - 山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会 2012年3月
  3. 交通新聞2008年10月22日
  4. テンプレート:PDFlink - 国土交通省 災害情報、2014年7月10日 12:00現在
  5. 山形で豪雨、鉄道を直撃 新幹線が一部運休 - 日本経済新聞、2014年7月10日
  6. 浸水被害爪痕深く 南陽など13人避難続く - 読売新聞、2014年7月12日
  7. フラワー長井線、全線開通は20日 工事順調に進み、2日早まる - 山形新聞、2014年7月17日