那覇駅

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ファイル:Naha Station after Battle of Okinawa.JPG
沖縄戦後の那覇駅(1945年)

那覇駅(なはえき、琉球方言:ナーファー)は、1914年大正3年)12月1日から1945年昭和20年)3月までの間、沖縄県那覇市にあった沖縄県営鉄道与那原線海陸連絡線廃駅)である。

現在、駅があった場所は那覇バスターミナルとなっており、近くには沖縄都市モノレール(ゆいレール)の旭橋駅がある。

歴史

駅構造

対向式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線の地上駅。さらに、機関庫、修理庫などの設備を有しており、県営鉄道唯一の転車台が存在した。側線も4〜5本設置されており、県営鉄道の駅の中では最大の規模を持つ駅であった。

のりば

番線 路線 行先 備考
1 テンプレート:Color与那原線 与那原方面  
2 テンプレート:Color嘉手納線 嘉手納方面  
3 テンプレート:Color糸満線 糸満方面  

海陸連絡線貨物線としての利用が主だったため、ホームは設置されていなかった。但し、貨物の積載所が存在した。

駅周辺

駅跡の現在

ファイル:Naha Bus Terminal 20120816.jpg
駅跡に建設された那覇バスターミナル(2012年8月)
ファイル:Nakajima no Ooishi.JPG
戦前から現存する仲島の大石(2008年9月20日)

前述のように現在は那覇バスターミナルが立地しており、鉄道駅時代と変わらず交通の要所となっている。

沖縄戦や戦後の米軍による整地などにより駅があったことを示すものは何も残っていない。唯一戦前から現存する構造物に、現在バスターミナル構内にある「仲島の大石(なかしまのうふいし)」と呼ばれる琉球石灰岩の大きな岩がある。県指定天然記念物に指定されており、県営鉄道開通前から戦時中、そして現在においても位置は変わっていない。

隣の駅

沖縄県営鉄道
テンプレート:Color与那原線・嘉手納線・糸満線
那覇駅 - 古波蔵駅
テンプレート:Color海陸連絡線
那覇駅 - 桟橋荷扱所駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

テンプレート:沖縄県営鉄道与那原線 テンプレート:沖縄県営鉄道嘉手納線 テンプレート:沖縄県営鉄道糸満線