道成寺駅
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道成寺駅(どうじょうじえき)は、和歌山県御坊市藤田町藤井にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の駅である。
道成寺の最寄り駅であるが、道成寺そのものは隣の日高川町にある(徒歩5分)。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。紀伊田辺方面行きホーム側に駅舎があり、反対側の御坊・和歌山方面行きホームへは跨線橋で連絡している。駅舎は古い木造で、自動券売機は設けられていない。ホームのかさ上げが行われ列車との段差が解消されている。
御坊駅が管理する無人駅であり、利用客は少ない。毎年4月27日は道成寺で鐘供養会式が催されると以前は御坊駅から駅員が派遣され、切符の回収・発券作業などを行っていた(無人化後)。
ホーム | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | テンプレート:Colorきのくに線 | 紀伊田辺・新宮方面 |
2 | テンプレート:Colorきのくに線 | 和歌山・天王寺方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。[1]
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 119 |
1999 | 103 |
2000 | 100 |
2001 | 100 |
2002 | 96 |
2003 | 111 |
2004 | 107 |
2005 | 98 |
2006 | 104 |
2007 | 105 |
2008 | 109 |
2009 | 100 |
2010 | 94 |
2011 | 95 |
2012 | 95 |
駅周辺
歴史
この駅は昭和5年12月、国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の駅として開業する。当駅はその後昭和34年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化を経て現在に至っている。
- 1930年(昭和5年)12月14日 - 国鉄紀勢西線の御坊駅から印南駅までの開通と共に国鉄紀勢西線の駅として開業する。
- 1959年(昭和34年)7月15日 - 三木里駅と新鹿駅の間の開通をもって現在の紀勢本線が全通し新たに亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となり、当駅も国鉄紀勢本線の駅となる。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
脚注
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Colorきのくに線(紀勢本線)
関連項目
外部リンク
テンプレート:Navbox- ↑ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』