赤道ギニアの大統領一覧
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赤道ギニアの大統領一覧(せきどうぎにあのだいとうりょういちらん)では、中部アフリカの赤道ギニア共和国の国家元首である大統領について記す。
目次
選出規定
現行憲法によれば、大統領は国民の直接選挙により選出される。任期は7年で、再選制限は設けられていない。大統領選挙に立候補するには、赤道ギニア国内に5年以上居住している赤道ギニア国民であり、年齢が40歳以上に達していなければならない(立候補者の年齢上限は75歳まで)。また、赤道ギニア以外の国籍も同時に持っている(二重国籍)者は立候補が認められない。
権限
赤道ギニアは大統領制の共和国であり、大統領は国家元首であると同時に行政府の長を兼ねる。首相を含む閣僚の任免権、軍の最高指揮権、国家緊急権、条約の批准権、法令の制定権、議会解散権など多くの権限が付与されており、国政に与える影響は極めて大きい。
歴代大統領の一覧
代 | 大統領の氏名 | 所属政党 | 在任期間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | フランシスコ・マシアス・ンゲマ Francisco Macías Nguema[1] |
労働者国民統一党 (PUNT) |
1968年10月12日 - 1979年8月3日 |
1972年7月に終身大統領を宣言 クーデターにより失脚し、処刑される |
- | テオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバソゴ Teodoro Obiang Nguema Mbasogo |
無所属 (軍人) |
1979年8月3日 - 1979年8月25日 |
クーデターによる軍事政権 (革命軍事評議会議長として権力を掌握) |
- | 1979年8月25日 - 1982年10月12日 |
クーデターによる軍事政権 (最高軍事評議会議長として権力を掌握) | ||
2 | 赤道ギニア民主党 (PDGE) |
1982年10月12日 -(現職) |
民政移管等を定めた新憲法を採択 大統領に就任し、独裁体制を固める |
脚注
- ↑ 在任中に数度の改名を行っている。最終的な名前はマシー・ンゲマ・ビヨゴ・ニェゲ・ンドン(Masie Nguema Biyogo Ñegue Ndong)。