西庶路駅
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西庶路駅(にししょろえき)は、北海道白糠郡白糠町西庶路西1条南3丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。駅番号はK48。電報略号はニロ。
歴史
1941年 - 1964年までの期間、明治鉱業庶路専用線(西庶路〜庶路鉱まで、庶路鉱〜本岐鉱までは本岐鉱運搬軌道)が伸びていたが、両炭鉱の閉山とともに廃止された。
- 1941年(昭和16年)
- 1951年(昭和26年)4月1日 - 西庶路仮乗降場(局設定)として旅客取扱い開始。
- 1952年(昭和27年)3月5日 - 駅に昇格。一般駅。
- 1969年(昭和44年)8月1日 - 貨物取扱い廃止。
- 1971年(昭和46年)10月2日 - 業務委託駅化。
- 1984年(昭和59年)12月1日 - 無人化。
- 1985年(昭和60年)5月1日 - 簡易委託により乗車券発売再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2005年(平成17年)7月29日 - 委託営業終了・無人化。
駅構造
- 1面2線の島式ホームの地上駅。どちらの線路も上下とも使用可能であるが、現在は駅舎側1番線が上り(白糠・音別・帯広方面)、2番線が下り(庶路・大楽毛・釧路方面)となっている。ホーム上に列車接近案内がある。ホーム間の移動は屋根なし跨線橋を使用する。
- かつては簡易委託駅であったが、現在は無人化されている。
駅名の由来
駅名は、庶路の西方に所在することに由来する。
駅周辺
白糠町の中でも大きな集落で、隣の庶路よりも住宅が多く、小中学校等の公共施設も近辺にある。