蛯原哲
テンプレート:基礎情報 アナウンサー 蛯原 哲(えびはら さとし、1974年7月15日 - )は、日本テレビのアナウンサーである。茨城県取手市出身。茗溪学園、獨協大学法学部卒業。
来歴・人物
1997年入社。
2007年、2011年、2013年と通算3回で『スーパーボウル』の実況を担当。『24時間テレビ』では2010年のはるな愛、2013年の大島美幸(森三中)のチャリティー・マラソン、2011年の同番組では盲目の少女とイモトアヤコによるキリマンジャロ登頂の実況を担当した。また、同年5月5日の読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦では小笠原道大(現・中日ドラゴンズ)の通算2000本安打、2012年9月23日の読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦では大田泰示のプロ入り初本塁打[1]をそれぞれを実況した。
読売ジャイアンツのシーズン開幕戦(開催が東京ドームの場合のみ)実況は2013年3月29日の読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦(入社以来初の開幕戦実況)、2014年3月28日の読売ジャイアンツ対阪神タイガース戦を担当。ただし日本シリーズの実況は2013年時点で1度も経験していない[2]。
『新春スポーツスペシャル箱根駅伝』では第85回大会から第89回大会まで2号車、第90回大会から往路ゴール、復路スタート・ゴールの中継を担当。第87回大会での最終10区の日本橋からの中継では上武大学のアンカー・地下翔太選手の走りと上武大学駅伝部監督・花田勝彦の鼓舞に感極まりながら実況した[3]。 バラエティ番組への画面出演はそれほど多くなく(ナレーションや『笑点』の副音声解説放送は何度かある)、『笑点』のアナウンサー大喜利に数回参加しているほか、ウッチャンナンチャン司会のバラエティ番組・『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』に1998年頃に数回、先輩アナの河村亮が夏休みのときに出演した程度である。
また、同じく先輩アナの藤井貴彦に代わって『ズームイン!!サタデー』の司会(過去2回)を代行したことがある。
オリンピック実況でのエピソード
2012年の『ロンドンオリンピック』では、開会式[4]、ウェイトリフティング、バドミントン、レスリングの実況を担当し、ウェイトリフティングでは女子48kg級の三宅宏実の銀メダル、バドミントンでは女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組の銀メダル、レスリングでは女子フリースタイル48kg級の小原日登美、同55kg級の吉田沙保里、男子フリースタイル66kg級の米満達弘の金メダル獲得の瞬間を伝えた。
しかし、小原が優勝した瞬間の実況では日本テレビに「最近少なくなった心の通った実況で感動が倍増した」と感謝する声が上がる中、一部では「入れ込みすぎではないか」という苦情もあった[5]。
現在の担当番組
- プロレスリング・ノア中継
- Dramatic Game 1844他スポーツ中継(箱根駅伝、ゴルフなど)
- NNNドキュメント(ナレーション、随時)
- 世界の果てまでイッテQ!(世界で一番盛り上がるのは何祭り?、実況担当)
過去の担当番組
- スポんちゅ(月〜木 23:55 - )キャスター
- ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(一時期、先輩の河村亮の代わりに進行担当)
- ズームイン!!サタデー(藤井貴彦出張時の司会代行)
- 未来創造堂(ナレーション)
- 小熊のベア部屋(ナレーション)
ゲーム
- THE BASEBALL2003 バトルボールパーク宣言(ベンチリポーターとして出演。声のみ)
同期入社
脚注
- ↑ BS日テレと日テレG+のみの放送で、地上波での放送はなし。
- ↑ 2012年(読売ジャイアンツ対北海道日本ハムファイターズ)は第7戦を担当する予定だったが、第6戦で巨人が勝利し、4勝2敗で日本一になったため、中継そのものがなくなった。
- ↑ ちなみに総合順位は上武大学が19位、日本大学は最下位だった(この時の優勝校は早稲田大学)。
- ↑ 録画中継。ゲストは桜井翔(嵐。日本テレビ系列ロンドンオリンピック中継キャスター)、野村忠宏(アトランタ、シドニー、アテネオリンピック男子柔道60kg級金メダリスト)。NHK総合での生中継は武田真一と廣瀬智美が実況を担当した。
- ↑ 五輪:日テレ蛯原アナに賛否両論?「感動が倍増」「入れ込みすぎ」(毎日新聞2012年8月10日付け スポーツニッポン提供記事)