蛇田駅
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蛇田駅(へびたえき)は、宮城県石巻市蛇田字金津町前にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。駅舎は無人駅時代に待合室だけのものに建て替えられ、駅員再配置に際して窓口(駅事務室)部分のみ、後から増設された。2010年に駅事務室部分およびトイレ部分の建て直しが行われ、待合室部分も外壁を塗りなおすなどリニューアルされ、2011年3月11日早朝に完了し、同日より供用開始している。
石巻駅管理の業務委託駅(東北総合サービスに委託)で日中のみ駅員配置。簡易Suica改札機、簡易自動券売機、POS端末設置。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 978 |
2001 | 965 |
2002 | 880 |
2003 | 853 |
2004 | 903 |
2005 | 896 |
2006 | 895 |
2007 | 886 |
2008 | 867 |
2009 | 848 |
2010 | 826 |
2011 | |
2012 | 364 |
2013 | 406 |
駅周辺
三陸自動車道ICを中心とした石巻蛇田地区の新商業地域へ、列車で向かう場合は本駅が最も近い。駅から北西1.5kmほど。
かつては北方800mのところに石巻コミュニティ放送があったが、2011年8月1日に移転した。
歴史
ファイル:JRSenseki-HebitaSta.jpg
駅舎(2010年の建替え以前のもの)
- 1928年(昭和3年)11月22日 - 宮城電気鉄道の駅として開業。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 宮城電気鉄道が国有化され、国鉄の駅となる。
- 1970年(昭和45年)7月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
- 1987年(昭和62年) - 有人化。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月4日 - 窓口営業再開。
駅名の由来
当駅名は周辺地域「蛇田」に由来し、同地名の由来としてはおもに次の2つの説がある[1]。蛇田村も参照のこと。
- ひとつは、仁徳天皇の時代に大和朝廷から蝦夷討伐に来て戦死を遂げた将軍、上毛野田道(かみつけぬ たみち)に纏わる伝承である。 『日本書紀』仁徳天皇55年の条によれば、彼は有能な将軍で東北へと攻め上ってきたが伊寺水門(いしのみなと)[2]で戦死し、部下たち(または同情した蝦夷たち)によって手厚く埋葬された。蝦夷たちは攻め返し将軍の墓をも暴こうとした時、地中からおろち(大蛇)が現れ、墓を暴いた蝦夷たちを殺した。
- もうひとつの説は安永風土記によるもので、ツバメが運んで来た瓜の種を畑に植え育てると巨大な瓜に成長し、それを割ってみると中から多数の蛇が出てきた、という伝説。この「蛇多」が「蛇田」に変化したとされている。ちなみに蛇田の近隣に「大瓜」という地名も存在する。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color仙石線