芸北町
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テンプレート:Infobox 芸北町(げいほくちょう)はかつて広島県山県郡に存在した自治体である。平成の大合併以前の山県郡6町1村では最大の面積を有する自治体であり、スキー場が多くあることで知られていた。
2005年2月1日に山県郡東 - 北部に存在した大朝・千代田・豊平各町と合併してその区域をもって発足した北広島町に移行したことに伴い廃止した。
目次
地理
河川
※いずれも太田川水系の川である。
山
- 臥龍山(刈尾山、1223.4m)
- 阿佐山(1218.2m)
- 天狗石山(1191.8m)
- 三ツ石山(1163.4m)
- 掛頭山(1126.1m)
- 毛無山(1082.7m)
- 大佐山(1069.0m)
- 高岳(1054.3m)
- 畳山(1029.0m)
- 冠山(1002.9m)
- 大潰山(997.5m)
- 熊城山(997.5m)
- 椎谷山(954.2m)
- 樋佐毛山(952.0m)
- 一兵山家山(951.7m)
- 鷹ノ巣山(943.3m)
- 雲月山(911.2m)
- 大平山(862.8m)
歴史
町名の由来
安芸国の北部に位置することから命名。ただし安芸国北端部は安芸高田市(旧:高田郡)高宮町川根となり、芸北町ではない。
沿革
- 1889年4月1日 市町村制施行。芸北町域には当時いずれも山県郡に属する雄鹿原(おがはら)・中野・山廻(やまもうり)・八幡(やわた)各村が存在した。
- 1928年4月1日 山廻村が改称して美和村になる。
- 1956年9月30日 雄鹿原・中野・美和・八幡各村が対等合併してその区域をもって芸北町が発足する。
- 2005年2月1日 山県郡東 - 北部に存在した大朝・千代田・豊平各町と対等合併してその区域をもって発足した北広島町に移行したことに伴い消滅する。
歴代町長
産業
- 農業が主力産業で、牧場が至る所にある。
地域
教育
高等学校
- 広島県立加計高等学校芸北分校
大字
- 板村(いたむら)
- 雲耕(うずのう)
- 移原(うつのはら)
- 大暮(おおぐれ)
- 大利原(おおとしばら)
- 大元(おおもと)
- 奥中原(おくなかばら)
- 奥原(おくはら)
- 苅屋形(かりやがた)
- 川小田(かわこだ)
- 草安(くさやす)
- 荒神原(こうじんばら)
- 小原(こばら)
- 才乙(さよおと)
- 空城(そらじょう)
- 高野(たかの)
- 土橋(つちはし)
- 中祖(なかそ)
- 南門原(なもんばら)
- 西八幡原(にしやわたはら)
- 橋山(はしやま)
- 東八幡原(ひがしやわたはら)
- 細見(ほそみ)
- 政所(まんどころ)
- 溝口(みぞぐち)
- 宮地(みやじ)
- 吉見坂(よしみざか)
- 米沢(よねざわ)
交通
鉄道
町内は全く通過していない。以前は国鉄今福線(三段峡・浜田間)が島根県道・広島県道11号旭戸河内線・国道186号沿いに計画され、町内には橋山・芸北の両駅(いずれも仮称)が設置されることになっていたが、町内では一部で用地買収が行われた程度で建設中止に至り、結局鉄道が通る日は来なかった。
道路
国道
主要地方道
一般県道
- 広島県道113号都川中野線
- 広島県道114号今福芸北線
- 広島県道115号波佐芸北線
- 広島県道302号橋山下山線…区域未決定。
- 広島県道306号小原猪山線
- 広島県道307号八幡雲耕線
- 広島県道308号溝口加計線
名所・旧跡・観光地
- 王泊ダム・仙水湖
- 大佐スキーリゾート
- 雄鹿原高原スキー場
- 銀嶺スキー場
- 芸北オークガーデン「森林の館」
- 芸北国際スキー場
- 芸北文化ランドスキー場
- 芸北美和スキー場
- 樽床ダム・聖湖
- 八幡湿原
- 八幡高原
- 八幡高原191スキー場
- ユートピアサイオトスキー場