羽倉崎駅
テンプレート:駅情報 羽倉崎駅(はぐらざきえき)は、大阪府泉佐野市羽倉崎一丁目にある、南海電気鉄道南海本線の駅。駅番号はNK33。
準急(2008年10月現在は上りのみ設定)はこの駅からの運転となる。かつて春木停車急行(テンプレート:Color、通称:白線急行。現在の空港急行の前身で、空港線開通以前に運行されていた)もこの駅から発着していた。
駅構造
島式・単式複合型2面3線のホームを有する地上駅。島式ホームが1・2番線、単式ホームが3番線となっている。1番線の線路は車庫(羽倉崎検車区)に直接繋がっており、難波方向へ出庫又は入庫する列車は主に1番線を使用する(ただし、2・3番線も渡り線を介して車庫に繋がっており、難波方向から入庫する列車の一部は2番線から、また、和歌山市方向から入庫する列車はすべて3番線から入庫している。難波方面行折返し列車は全て1番線を使用する)。
駅舎は3番線ホーム側にあり、1・2番線へ行く場合は連絡地下道を通る必要がある。1・2番線は、当駅発着の区間急行(旧-急行-)の入庫のため、8両対応となっている。
1 | テンプレート:Color南海線(上り) | 関西空港・なんば方面(当駅折返し) |
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2 | テンプレート:Color南海線(下り) | 和歌山市方面 |
3 | テンプレート:Color南海線(上り) | 関西空港・なんば方面 |
特徴
ラッシュ時運転の難波行き普通、準急、区間急行の多くはこの駅が始発である。2005年11月26日以前は、日中も1時間に1本ずつこの駅で折り返す難波行き普通が設定されていた。車庫がある関係で今でも早朝を中心に始発列車が、夜間には終着列車が多く存在する。なお平日ダイヤでは南海で最も終電の到着時刻が遅い(0:59着)。
当駅跨ぎの下り営業列車はすべて各駅に停車し、さらにほとんどの列車が終着駅まで先着している。つまり和歌山市駅へは普通車に乗り続けたほうが先着することが多い。しかし平日夕方ラッシュ時以降は和歌山市行きの区間急行を中心に尾崎駅(まれにみさき公園駅)で緩急接続を行う列車がある。
利用状況
2012年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は6,030人。この数字は南海の駅全体では100駅中45位、南海本線の駅(今宮戎駅・萩ノ茶屋駅は除外)としては41駅中24位。
駅周辺
駅前には銀行やパチンコ店があり、線路の北側・南側にはそれぞれコンビニエンスストアがある。
かつては、この駅の周辺には「阪本紡績」の巨大な紡績工場が、隣接する泉南郡田尻町に跨って存在していたが、現在その跡地に高層住宅団地(サニータウン羽倉崎)、ホームセンター(コーナン)、家電量販店(コジマ)、24時間営業のスーパーマーケット(マックスバリュ)などが次々と進出している。
- 泉佐野羽倉崎郵便局
- 紀陽銀行羽倉崎支店
- 池田泉州銀行泉佐野支店羽倉崎出張所
- 泉佐野市立佐野中学校
歴史
- 1942年(昭和17年)2月1日 - 南海鉄道 佐野駅(現・泉佐野駅) - 吉見ノ里駅間に新設。
- 1944年(昭和19年)6月1日 - 合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
隣の駅
- 南海電気鉄道
- テンプレート:Color南海本線
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
- 通過
- テンプレート:Color区間急行・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color準急(難波行きのみ運転、堺駅まで各駅に停車)
- 泉佐野駅 (NK30) ← 羽倉崎駅 (NK33)
- テンプレート:Color特急サザン・テンプレート:Color急行
このように、北隣の泉佐野駅の駅番号が「NK30」であるのに対し、当駅が「NK33」と2駅分飛んでいる形で割り当てられているのは、「NK31」が空港線りんくうタウン駅に、「NK32」が同線関西空港駅の駅番号にそれぞれ割り当てられているためである。