経ヶ岬
経ヶ岬(きょうがみさき)は、京都府京丹後市丹後町袖志に属し、日本海(若狭湾西部)に面する岬。
京都府及び近畿地方の最北端。丹後天橋立大江山国定公園に含まれる。[[[:テンプレート:座標URL]]35_46_45.47_N_135_13_24.92_E_{{{9}}} 北緯35度46分45.47秒東経135度13分24.92秒]
地理
丹後半島北端をなす岬の周囲は安山岩からなる柱状節理の発達した海食崖になっている[1]。名前の由来は『宮津府志』によると、岬を取り巻く柱状節理が経巻を立てたように見えることによるとされている [2] 。岬の最高地点は201mで中腹に経ヶ岬灯台がある。
おもな施設
経ヶ岬灯台
テンプレート:灯台 1898年(明治31年)12月25日初点灯した灯台で、第1等フレネルレンズを使用した第1等灯台に指定されている。経ヶ岬中腹の海抜144mに立地しており、光達距離22海里(約41km)、1回転20秒の速度で回転している。実効光度は28万カンデラ。
レンズはフランス製のもので、レンズ台を含め重量は5トン、焦点距離が922mmである。これは日本国内では他に犬吠埼(千葉県)、日御碕(島根県)、角島(山口県)、室戸岬(高知県)の各灯台[3] でしか用いられていない。 テンプレート:Main
なお、電波灯台としての役目もあり、現在はこちらの役割がより重要である。灯台上の官舎跡に建てられた高さ20mの鉄塔の上にアンテナが設置されており、電波を30秒サイクルで発射(15秒発射、15秒休止)し、レーダー搭載の船舶に岬の方位と距離を画面上で示している。
毎年、秋季の一定期間、灯台記念日にちなんで内部が一般公開される。
ギャラリー
- Kyogamisaki Sankan 2013.jpg
2013年11月2日 一般公開時の様子
- Kyougamisaki 03.jpg
遮蔽板があった時の画像(2005年)
航空自衛隊 経ヶ岬分屯基地
経ヶ岬分屯基地は航空自衛隊入間基地の分屯基地で、小規模な場外離着陸場をもっている。
付近の観光地
- 丹後松島
- 宇川温泉
交通
- バス
登場する作品など
- 五番町夕霧楼(小説、水上勉著)
- 新・喜びも悲しみも幾歳月(映画)
脚注
外部リンク
- 経ヶ岬 - 京都府丹後広域振興局
- ↑ 「経ヶ岬」『京都府レッドデータブック 下巻(地形・地質・自然生態系編)』 京都府企画環境部環境企画課、2002年、85頁
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ レンズの等級 敦賀海上保安部 灯台豆知識 2013年10月閲覧