箱崎駅
テンプレート:駅情報 箱崎駅(はこざきえき)は、福岡県福岡市東区筥松(はこまつ)二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
2002年12月1日、下り線が高架化された際に約440m香椎駅寄りへ移転した事から、博多駅からの営業キロが2.8kmから3.2kmとなった。これによって、当駅から博多駅までは初乗運賃で乗車できなくなった(初乗り運賃適用は営業キロ3km以下)。また、旧駅は筥崎八幡宮のちょうど裏手にあったが、移転で遠のいた(逆に九州大学箱崎キャンパスへは近くなっている)。また、当駅終着の普通列車が3本設定されている。
通常時は各駅停車しか停車しないが、毎年9月中旬の放生会(一般には「ほうじょうえ」だが、筥崎宮では「ほうじょうや」と読む)期間中には快速列車も臨時停車する(夕方 - 夜間のみ)。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有する高架駅である。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動券売機・自動改札機を備え、SUGOCAの使用が可能である。
JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅である。
のりば
1 | テンプレート:Color鹿児島本線(上り) | 赤間・小倉・門司港方面 |
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2 | テンプレート:Color鹿児島本線 | (待避線) |
3 | テンプレート:Color鹿児島本線(下り) | 博多・二日市・久留米方面 |
- 2番のりばは待避の他に、博多駅発着の特急列車の折り返しにも用いられる(吉塚駅の引上げ線が3本しかなく、繁忙期を中心に満線になることが多いため)。
駅周辺
駅周辺は九州大学を中心に発展した古くからの市街地であり、大規模商業施設は存在しない。近年では区画整理が進んでいる。駅北側で県道21号が、南側で県道68号がそれぞれ線路と交差している。
歴史
- 1890年(明治23年)9月28日 - 九州鉄道(初代)が開設。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 下り線が高架化され箱崎駅が約440メートル香椎側に移転(上り線は仮ホーム)
- 2004年(平成16年)3月13日 - 上り線高架化され高架事業完成。
- 2008年(平成20年)3月15日 - ダイヤ改正により当駅終着の普通列車が2本新設される。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅名の由来
開業当時の地名(糟屋郡箱崎町)が由来。「崎」は「岬」を意味し、古くから多々良川の河口で栄えた港町であった。また「箱崎」は天皇や皇族との縁の深い土地で、かつて応神天皇の胞衣を納めた筥を埋めた事から「筥崎」と言う地名になり、それが「箱崎」に転化したと言う。
事件
2013年9月16日夜11時半頃、福岡県内の高校生が線路に降りたりホームに座っている画像を撮影し「電車こんけん帰れまてん」とのコメントをつけてTwitterに投稿。翌日、Twitterユーザーからの指摘により発覚した。学校や生徒の保護者はその後JR側に謝罪を行った。生徒の所属する高校は「今後このようなことがないよう重ねて指導する」とコメントしている[1]。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- 鹿児島本線
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color準快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速・テンプレート:Color準快速
脚注
- ↑ 駅の線路で「ポーズ」、写真をネット投稿 福岡の高校生gooニュース、2013年10月3日閲覧。(現在掲載終了)