竜ヶ崎駅
竜ヶ崎駅(りゅうがさきえき)は、茨城県龍ケ崎市字米町にある関東鉄道竜ヶ崎線の駅。同線の終点である。
所在地である「龍ケ崎市」の市名には「龍」・「ケ」の字体を用いるのが正式であるが、駅名には「竜」・「ヶ」の字体を用いる。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては島式の頭端式ホーム1面2線を有したが、そのうち1線がコンクリートで埋められ、1線のみとされ、現在は駐車場の一部となっている。構内には竜ヶ崎線の車両基地も置かれている。車両基地とホームは龍ケ崎市馴馬町(旧馴柴村)である。
直営駅で駅舎はコンクリート造りである。内部には食堂・鯛焼き店など待合客向けの施設も入る。改札外に待合室がある。基本的に列車別改札である。
自動券売機設置。券売機や窓口で東日本旅客鉄道(JR東日本)線連絡乗車券が購入できる。券売機発行の乗車券はJR東日本の自動改札機を通過することができる。自動改札機は設置されていないが、 2009年(平成21年)3月14日ICカードPASMOの供用開始により、日本信号製のICカードの簡易改札機が設置された。掲示されている時刻表には、佐貫駅でのJR常磐線接続列車も記載されている。
- Ryugasaki Kikanku.jpg
駅構内を佐貫方面より望む。右側は車両基地。
- Ryugasaki Station Platform.JPG
ホーム 奥が改札口となる。
利用状況
2009年(平成21年)度の1日平均乗降人員は2,457人である。
駅周辺
国道6号から竜ヶ崎線線路沿いに当駅の近くまで茨城県道5号竜ヶ崎潮来線が並行している。駅前にバスターミナルがある。 また、車両倉庫から竜ヶ崎駅前交差点(茨城県道121号河内竜ケ崎線交点)までの駅前広場のようになっているところ(約60m程度)は、茨城県道337号竜ケ崎停車場線である。
- 商店街 - 当駅前交差点から東へ約1キロメートルにわたる小規模商店の集まる通り。最も駅寄りの町は「米町」。
- ショッピングセンターリブラ
- ガスト 竜ヶ崎店
- ココス 竜ケ崎店
- ミニストップ 竜ケ崎市役所前店
- ヒーロー 龍ヶ崎店(ディスカウントストア)
- 関東鉄道竜ヶ崎営業所 - バスの車庫。停留所はない。
- 東京電力 竜ヶ崎支社
- 常陽銀行 竜崎支店
- 筑波銀行竜ヶ崎支店
- 流通経済大学
- 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校
- 茨城県立竜ヶ崎第二高等学校
- 龍ケ崎市役所
- 龍ケ崎郵便局
- 龍ケ崎米町郵便局
- 稲敷地方広域市町村圏事務組合龍ケ崎消防署
- 龍ケ崎市立中央図書館
バス路線
取手市・稲敷市江戸崎地区方面への路線バスや、龍ケ崎市・河内町のコミュニティバスなどが発着する。
なお龍ケ崎市では関東鉄道との連携により、龍ケ崎市内限定で路線バスの昼間割引を実施している。始発地の発車時刻が午前8時から午後5時までの便においては、龍ケ崎市内での利用に限って運賃の上限が200円となる。
路線バス
- 戸張・江戸崎 / 江戸崎高校 行
- 竜ヶ崎自動車教習所・川原代病院・佐貫駅(東口) 行
- 竜ヶ崎自動車教習所・川原代病院・佐貫駅東口前・藤代庁舎・光風台団地・取手駅(東口) 行
※かつては当駅に茨城観光自動車(茨観)・JRバス関東も乗り入れていた。
急行バス
コミュニティバス
- 龍・ゆうバス(担当事業者:関東鉄道竜ヶ崎営業所)
- 龍ぐうバス(担当事業者:平成観光自動車)
- Aルート(南が丘・長山線)
- Bルート(湯ったり館線)
- Cルート(北方・大宮線)
- Dルート(泉線)
- 河内町役場前・突合・十三間戸 行
歴史
竜崎鉄道開通当時からの駅である。
- 1900年(明治33年)8月14日 - 龍ケ崎駅開業。
- 1944年(昭和19年)5月13日 - 龍崎鉄道が鹿島参宮鉄道に合併。同社竜ヶ崎線の駅となる。
- 1954年(昭和29年) - 竜ヶ崎駅に表記を変更。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 鹿島参宮鉄道と常総筑波鉄道が合併して関東鉄道が発足。同社竜ヶ崎線の駅となる。
- 2009年(平成21年)3月14日 - ICカードPASMO供用開始。
隣の駅
- 関東鉄道
- ■竜ヶ崎線
- 入地駅 - 竜ヶ崎駅