稲荷町駅 (富山県)
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稲荷町駅(いなりまちえき)は、富山県富山市稲荷元町2丁目にある富山地方鉄道の駅。
利用可能な鉄道路線
駅構造
本線は相対式2面2線のホーム、不二越・上滝線は単式1面1線のホームを持つ3面3線の地上駅。2007年8月20日現在、終日駅員が配置されている。電鉄富山駅から稲荷町駅で下車する場合は、地下道を通らなければならない番線に着く本線列車よりも、駅舎前に着く不二越・上滝線列車を選択する旅客もいる。
稲荷町駅の東側、本線と不二越・上滝線の線路の間に稲荷町テクニカルセンター(車両基地・工場)が設置されている。定期検査や修繕、冷房化改造、中古車両の改造も行っている。富山市内軌道線の車両の定期検査もこの工場で行っており、その際には不二越線南富山駅~稲荷町駅間は軌道線車両をディーゼル機関車で牽引して回送する。
3 | ■不二越・上滝線 | (上り) | 電鉄富山方面 |
---|---|---|---|
(下り) | 南富山・上滝・大川寺方面 | ||
1 | ■本線 | (上り) | 電鉄富山方面 |
2 | ■本線 | (下り) | 上市・中滑川・電鉄魚津 電鉄黒部・宇奈月温泉方面 |
(■立山線) | 岩峅寺・千垣・立山方面 |
駅周辺
利用状況
「富山市統計書」によると、2011年度の1日平均乗車人員は544人であった。
なお、2004~2011年度の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 499人(2004年度)
- 521人(2005年度)
- 524人(2006年度)
- 544人(2007年度)
- 538人(2008年度)
- 536人(2009年度)
- 523人(2010年度)
- 544人(2011年度)
歴史
- 1914年(大正3年)12月6日 富山軽便鉄道の富山駅 - 笹津駅間の開通と同時に開業。軌間1067mm、動力は蒸気。
- 1915年(大正4年)10月24日 富山軽便鉄道が富山鉄道に社名を変更。
- 1931年(昭和6年)8月15日 富山電気鉄道の富山田地方駅(とやまでんじがたえき) - 上市口駅間が開通し、同社が乗り入れる。軌間1067mm、1500V電化。駅舎は2社で共同使用した。
- 1933年(昭和8年)4月20日 富山鉄道が解散し、当駅を含む富山駅 - 南富山駅間を富南鉄道に譲渡。
- 1941年(昭和16年)12月1日 富山電気鉄道が富南鉄道を合併。
- 1943年(昭和18年)1月1日 富山電気鉄道が富山県内の鉄道会社を合併し富山地方鉄道に社名を変更。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■本線・■立山線
- ■不二越・上滝線
- 電鉄富山駅 - 稲荷町駅 - 不二越駅