立山駅
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立山駅(たてやまえき)は、富山県中新川郡立山町にある富山地方鉄道立山線および立山黒部貫光立山ケーブルカーの駅。
駅構造
山の斜面に作られており、メインの出入口は2階にある。2階には立山ケーブルの改札口とホーム、売店、レストランなどがある。1階への階段を下りた所に立山線の改札口がある。1階にも線路沿いに小さな出入口があり、駅のすぐ富山側にある踏切の横から出入できる。トイレは1階にも2階にもある。立山線のホームは櫛型2面2線である。
2012年3月17日現在、駅員配置時間は4月~11月が7時30分から18時30分、12月~3月が7時30分から17時30分である。
富山地方鉄道
1・2 | テンプレート:Color立山線 | 岩峅寺・千垣・寺田 稲荷町・電鉄富山方面 |
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特急「アルペン特急」 | 宇奈月温泉方面 |
駅周辺
立山黒部アルペンルートの拠点駅である。
- 常願寺川
- 立山山麓スキー場
- 極楽坂エリア(旧極楽坂スキー場)
- らいちょうバレーエリア(旧らいちょうバレースキー場)
- 粟巣野スキー場
- 立山カルデラ砂防博物館
- 立山砂防軌道千寿ヶ原連絡所
- 国立登山研修所(独立行政法人日本スポーツ振興センター所管)
利用状況
「富山県統計年鑑」によると、2010年度の富山地方鉄道の一日平均乗降人員は299人であった。なお、2002 - 2009年度の乗降人員は以下の通りである。
- 390人(2002年度)
- 387人(2003年度)
- 365人(2004年度)
- 309人(2005年度)
- 315人(2006年度)
- 308人(2007年度)
- 336人(2008年度)
- 319人(2009年度)
歴史
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)7月1日 - 立山開発鉄道立山線立山(仮駅) - 千寿ヶ原駅間が開業。立山駅(仮)廃止。
- 1962年(昭和37年) - 立山開発鉄道立山線(小見駅 - 当駅間)が富山地方鉄道に譲渡され、立山線は全線富山地方鉄道の路線となり、鉄道線は同鉄道の駅となる。鋼索線は従来どおり立山開発鉄道のまま。
- 1970年(昭和45年)7月1日 - 立山駅に改称。
- 1981年(昭和56年) - 粟巣野駅が廃止され、隣の駅は本宮駅となる。
- 1982年(昭和57年)10月19日 - 新駅舎完成。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 立山開発鉄道が立山黒部貫光と合併し、立山ケーブルカーは立山黒部貫光の路線となり鋼索線の当駅は立山黒部貫光の駅となる。
隣の駅
- 富山地方鉄道
- ■立山線
- 立山黒部貫光
- 鋼索線(立山ケーブルカー)
- 立山駅 - 美女平駅