碧海古井駅
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碧海古井駅(へきかいふるいえき)は、愛知県安城市古井町大久後にある、名古屋鉄道西尾線の駅である。
原則として普通列車しか停車しないが、平日朝に名古屋方面行準急の停車が1本のみ設定されている。
駅構造
4両編成対応の単式1面1線のホームを持つ地上駅で、駅集中管理システム導入の無人駅。ホーム上には待合所があったが、改築され、2008年(平成20年)から自動改札機と自動券売機が設置されている。
路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|
■西尾線 | 下り | 西尾・吉良吉田方面 |
上り | 新安城・名古屋方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均乗車人員は平成17年度416人、平成18年度423人だった。また、安城市統計による1日平均の乗降客数は平成20年度996人である。西尾線の駅の中では、13駅中9位である。
駅周辺
駅近傍を東海道新幹線が交差する事から、新幹線新駅設置計画の際に候補地の一つに挙がったが、広い用地の確保が難しく、かつ国鉄(計画当時)が他社線によるアクセスに難色を示したため、結局、現在の三河安城駅がある二本木地区に決まった。
歴史
- 1926年(大正15年)7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して開業。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1952年(昭和27年)10月1日 - 再開・無人化。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
その他
- 西尾線には碧海古井駅の他、碧海堀内駅、碧海桜井駅と、頭に「碧海」の付く駅が碧海電気鉄道として開通した区間に3駅あったが、2008年(平成20年)6月29日のダイヤ改正で南桜井駅が開業すると碧海堀内駅は「堀内公園駅」に、碧海桜井駅は「桜井駅」に改称された。しかし、碧海古井駅は変更されず、そのまま残っている。