白金温泉
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白金温泉(しろがねおんせん)は、北海道上川郡美瑛町にある温泉。付近は白樺林の美しい光景が広がる。
泉質
神経痛に対する効能が高いとされ、「杖忘れの湯」といわれる。 鉄分を含み、湧出直後は無色透明であるが、空気に触れると徐々に酸化されて褐色に濁る。
※効能はその効果を万人に保証するものではない。
歴史
大正初期頃に十勝岳中腹(現・十勝岳望岳台付近)に「丸谷温泉」、現在の白金温泉付近に「畠山温泉」があったのが始まりだが大正15年の十勝岳大爆発により両温泉とも泥流に呑まれ消失。 後に1950年(昭和25年)8月に温泉が湧出し、温泉開発に成功した当時の町長が「泥の中から貴重なプラチナ(白金)を見つけた思いがする」と述べたことに由来して、白金温泉と命名された。[1]
温泉街
共同浴場は存在しない。日帰り入浴施設は約7軒、「湯元白金温泉ホテル」「大雪山白金観光ホテル」「白金四季の森ホテルパークヒルズ」「国民保養センター」などが存在する。ホテルのすぐ下の渓谷には白ひげの滝がある。 周辺には、国設のキャンプ場やパークゴルフ場も存在する。
- Shiroganeonsen.jpg
白金温泉バス停付近 右奥は湯元白金温泉ホテル
周辺
- 十勝岳火山砂防情報センター
- 十勝岳・望岳台 : 白金温泉より約5km。十勝岳連峰を背景に、美瑛地方一帯の大パノラマ。
- 青い池
アクセス
- 自動車 : 美瑛町市街から約20分(20km)、旭川空港から40分、旭川市から約50分、富良野市から約50分。
- 鉄道 : 最寄の駅は富良野線美瑛駅。美瑛駅からはバスでアクセス。
- バス : 美瑛駅前より、道北バスを利用。所要約26分。旭川駅前からの直通バスもある(全便美瑛経由)。