白山七社
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白山七社(はくさんしちしゃ)は、石川県白山市にある白山信仰関係7社の総称。
一覧
- 本宮四社
- 中宮三社
平安時代に白山登拝の起点の馬場(ばんば)が加賀・越前・美濃に設けられた。加賀の馬場では「本宮四社」とされる白山本宮・金剱宮・三宮・岩本宮と「中宮三社」とされる中宮・佐羅宮・別宮の総称として、日吉七社に倣い「白山七社」の語が用いられた。
また、中宮三社と中宮八院(護国寺、昌隆寺、松谷寺、蓮花寺、善興寺、長寛寺、涌泉寺、隆明寺)を併せて「三社八院」と総称する。
白山七社は、白山の禅定道の一つである加賀禅定道の中心的神社となった。
白山本宮の神宮寺(別当寺)の長である長吏(ちょうり)は、他の6社の長吏をまとめ惣長吏を兼ね、馬場を統括した。