田立駅
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田立駅(ただちえき)は、長野県木曽郡南木曽町田立にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の駅。
長野県最西端の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。北側のホームに出入口があり、南側のホームとは跨線橋で繋がっている。ホーム上に待合所があり、駅舎(待合室)や便所がホームから階段を登った駅前広場に面して独立して建っている。駅は無人だが、駅前の商店で乗車券を発売する簡易委託駅である。中津川駅管理。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | テンプレート:Color中央本線 | 下り | 木曽福島・長野方面[1] |
2 | テンプレート:Color中央本線 | 上り | 中津川・名古屋方面[1] |
駅周辺
- 田立郵便局
- 木曽川
- 田立の滝
- 岐阜県道・長野県道6号中津川田立線
- 国道19号[2](駅南側、木曽川の向こうに見えるが、直線的に結ぶ橋は架かっていない。上述の県道経由で2km程)
歴史
- 1929年(昭和4年)12月3日 - 国有鉄道中央本線の三留野(現・南木曽) - 坂下間に田立信号場として開設。
- 1948年(昭和23年)9月1日 - 駅に昇格、田立駅として開業。旅客・荷物営業のみ。
- 1973年(昭和48年)5月25日 - 複線化により、旧位置よりも1.5km坂下駅寄りの現在地に移転。同時に荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 東海旅客鉄道
- 中央本線
その他
- 国鉄時代、塩尻駅から田立駅までが長野鉄道管理局の管轄だった。