甘粛省

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:基礎情報 中華人民共和国の一級行政区画 甘粛省(かんしゅくしょう / カンスーしょう、テンプレート:Lang-zhテンプレート:Lang-en)は中華人民共和国北西部にある省級行政区である。省都は蘭州市

地理

中国大陸の北西に位置し、西に新疆ウイグル自治区青海省、北に寧夏回族自治区内モンゴル自治区、南に四川省、東に陝西省と接している。

黄河が省中央部を横断し、省域は西北に向かって長く延びる。これを河西回廊という。中国から西域への通路であり、代には中国の領域は嘉峪関で尽きるとされた。

歴史

テンプレート:See also 古くからモンゴル、西域に接する重要な場所であり、代には涼州と呼ばれ、北宋代に甘州と粛州があった。西夏王国がこれらを併せて甘粛軍司を設置したのが、甘粛の名の起こりである。元代に甘粛行省が設置され、省級レベルの行政区となった。代に甘粛省が成立した。

民族

寧夏と同様、イスラム教徒回族が多く、蘭州はイスラム都市の観を呈している。チベット人の自治州が南部に、自治県が西北部にある。

行政区画

テンプレート:SVGVIEWANDLINK

甘粛省は次の12地級市(地区クラスの市)、2自治州を管轄する。

教育

友好提携

重要施設

世界遺産

脚注

  1. 秋田県・甘粛省交流事業 - 秋田県

関連項目

テンプレート:Commons&cat

外部リンク

テンプレート:Navbox