熊谷貨物ターミナル駅
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熊谷貨物ターミナル駅(くまがやかもつターミナルえき)は、埼玉県熊谷市久保島字宮田にある日本貨物鉄道(JR貨物)・秩父鉄道の貨物駅である。JR高崎線と、三ヶ尻線が乗り入れている。
駅構造
地上駅。本線の南側2kmに広がる構内を持つ。構内の熊谷方面から、着発線、コンテナホーム、駅舎の順に並んでいる。
ホームは2面3線ある。ホームの南側には貨車の検修庫、周囲にはJR貨物の仕分け線、北側には秩父鉄道の仕分け線がある。また、着発線が上下本線に挟まれた場所にあるため、着発線とホームを結ぶ線路は高架線の下り本線の下を潜っている。
駅舎内には、営業窓口のJR貨物高崎営業支店熊谷営業所や、貨車検修箇所の高崎機関区熊谷ターミナル派出(旧高崎客貨車区高崎操派出)がある。
構内の入換作業は、ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス(旧・高崎運輸)が担当しており、入換動車化改造の上同社に転籍したDE10形ディーゼル機関車が常駐している。
取扱う貨物の種類
- コンテナ貨物
- 12ftコンテナ、20ft大型コンテナを取り扱う。
- 車扱貨物
- 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の取扱許可を得ている。
利用状況
- 2002年度
- 発送 146,483トン、到着 217,985トン
- 2003年度
- 発送 148,160トン、到着 250,001トン
- 2004年度
- 発送 151,161トン、到着 260,273トン
- 2005年度
- 発送 150,170トン、到着 265,505トン
貨物列車
(2013年3月16日改正現在)
- 高速貨物列車
- 下り列車は1日9本(うち当駅終着が1本)停車する。行き先は、倉賀野駅(1日2本)や金沢貨物ターミナル駅・札幌貨物ターミナル駅・秋田貨物駅・新潟貨物ターミナル駅である。
- 上り列車は1日10本(うち当駅始発が1本)停車する。行き先は、隅田川駅や東京貨物ターミナル駅・川崎貨物駅・宇都宮貨物ターミナル駅・新座貨物ターミナル駅・越谷貨物ターミナル駅・梶ヶ谷貨物ターミナル駅・福岡貨物ターミナル駅の8か所。
- 専用貨物列車
- 下り列車5本、上り列車4本が停車するが、当駅は回送貨車・中継貨車の連結・解放のみを行う。
歴史
- 1979年(昭和54年)10月1日 - 上越新幹線熊谷駅構内工事の本格化に伴い、熊谷駅の貨物営業を分離する形で開業。同時に秩父鉄道が乗り入れ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄駅はJR貨物が継承。
隣の駅
- 秩父鉄道
- 三ヶ尻線
- 三ヶ尻駅 - 熊谷貨物ターミナル駅