海津郡

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消滅前の海津郡の区域

海津郡(かいづぐん)は、岐阜県にあった。人口40,473 人、面積112.31 km²。(2003年)

消滅直前となる2005年(平成17年)3月27日の時点で以下の3町を含んでいた。

2005年3月28日、3町が合併し海津市となったため消滅した。

沿革

  • 1896年(明治29年)4月18日 郡制に基づき海西郡(かいさいぐん)、下石津郡(しもいしづぐん。1878年に石津郡を分割)、安八郡の一部(今尾町、高田村、三郷村、仏師川村、平原村、土倉村、脇野村、西島村)が合併し発足。(2町65村)
  • 1897年(明治30年)4月1日 (2町7村)
    • 今尾町、高田村、三郷村、仏師川村、平原村、土倉村、脇野村、西島村が合併して今尾町となった。
    • 野寺村、幡長村、岡村、者結村、勝賀村、蛇池村が合併して海西村となった。
    • 高須町、高須村、萱野村、札野村、内記村、馬目村、福岡村、日下丸村、西小島村、東小島村が合併して高須町となった。
    • 稲山村、安田村、安田新田、本阿弥新田、沼新田、帆引新田、深浜村、万寿新田の一部が合併して西江村となった。
    • 福江村、金廻村、油島村、古中島村、外浜村、森下村、石亀村、万寿新田の一部が合併して大江村となった。
    • 松木村、瀬古村、神桐村、鹿野村、成戸村、福一色村が合併して吉里村となった。
    • 大和田村、秋江村、草場村、駒ヶ江村、松山中島村、日原村、長瀬村、立野村、長久保村が合併して東江村となった。
    • 西駒野村、徳田村、徳田新田、庭田村、奥条村、羽沢村、山崎村、上野河戸村が合併して城山村となった。
    • 太田村、吉田村、田鶴村、松山村、境村が合併して石津村となった。
  • 1917年(大正6年) 現住人口:29,171名。マラリア患者数:492名。
  • 1954年(昭和29年)
  • 1955年(昭和30年)
    • 1月15日 高須町、西江村、大江村、吉里村、東江村が合併して海津町となった。(3町1村)
    • 2月1日 今尾町の内、旧平原村の区域が海津町に編入、他の区域が海西村と合併して平田町となった。(3町)
  • 2005年(平成17年)3月27日 海津町、南濃町、平田町が合併し海津市となり郡より離脱。同日海津郡消滅。


明治22年以前 旧郡 明治29年4月18日 明治29年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
下石津郡 西駒野村 明治30年4月1日
城山村
昭和29年6月1日
町制
昭和29年11月5日
南濃町
平成17年3月28日
海津市
海津市
徳田村
徳田新田
庭田村
奥条村
羽沢村
山崎村
上野河戸村
多芸郡 養老郡
駒野新田
養老郡
池辺村の一部
昭和29年11月3日
城山町に編入
養老郡
釜段村の一部
養老郡
下多度村
養老郡
下多度村
養老郡
下多度村
下石津郡 太田村 明治30年4月1日
石津村
石津村
吉田村
田鶴村
松山村
境村
高須町 明治30年4月1日
高須町
昭和30年1月15日
海津町
海津町
高須村
萱野村
札野村
内記村
馬目村
福岡村
日下丸村
西小島村
東小島村
稲山村 明治30年4月1日
西江村
安田村
安田新田
本阿弥新田
沼新田
帆引新田
深浜村

万寿新田

明治30年4月1日
大江村
福江村
金廻村
油島村
古中島村
海西郡 外浜村
森下村
石亀村
松木村 明治30年4月1日
吉里村
瀬古村
神桐村
鹿野村
成戸村
福一色村
大和田村 明治30年4月1日
東江村
秋江村
草場村
駒ヶ江村
松山中島村
日原村
長瀬村
立野村
長久保村
安八郡 平原村 今尾町 昭和30年2月1日
海津町に編入
今尾町 昭和30年2月1日
平田町
高田村
三郷村
仏師川村
土倉村
脇野村
西島村
海西郡 野寺村 明治30年4月1日
海西村
幡長村
岡村
者結村
勝賀村
蛇池村

関連項目

参考文献

  • 『各 地方ニ 於ケル 「マラリア」ニ 関スル 概況』(内務省 衛生局。大正8年)(国立国会図書館のホームページ『近代デジタルライブラリー』で閲覧可能)

外部リンク