浅野組

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テンプレート:Infobox Criminal Organization 浅野組(あさのぐみ)は岡山県笠岡市笠岡615-11に本部を置く日本指定暴力団。構成員は、平成23年(2011年)で約130人[1]

国道2号線上りの沿道にあり、かなり目立つ場所にある。正面に新笠岡港フェリー乗り場がある。 組行事の日は近くの生活道路が待機車両によって封鎖されてしまう。

略歴

ファイル:浅野組.JPG
国道2号線沿いにある組本部

初代浅野組

昭和30年(1955年)、浅野眞一が、浅野組を結成した。

昭和44年(1969年)11月、共政会十一会組員と共政会村上組組員が喧嘩をした。これを切っ掛けに第三次広島抗争が勃発した。テンプレート:Main 昭和45年(1970年)、下関市合田一家合田幸一総長の提唱により反山口組同盟・関西二十日会が結成された。加盟組織は、合田一家、大阪市松田組神戸市忠成会姫路市木下会、浅野組、広島市共政会福岡市工藤会など[2]

昭和54年(1979年)4月16日、三代目山口組田岡一雄組長は、田岡一雄の自宅で、三代目共政会・山田久会長、侠道会森田幸吉会長、浅野眞一、共政会・門広相談役と会った。この席で、山口組と、それぞれ関西二十日会に所属していた共政会、侠道会、浅野組との共存共栄路線が確認された。

二代目浅野組

昭和54年(1979年)8月、浅野眞一が病死した。その後、浅野組若頭・日田義男が、浅野組二代目を継いだ。

昭和58年(1983年)月、日田義男は、病気でヤクザから引退した。

三代目浅野組

昭和58年(1983年)10月26日、二代目浅野組若頭・串田芳明が、浅野組三代目を継いだ。

昭和63年(1988年)、西日本二十日会が結成された。関西二十日会とは違い、特に山口組を仮想敵とするわけではなかった。西日本二十日会の加盟団体は、唐津市西部連合下関市合田一家広島市共政会尾道市侠道会笠岡市の浅野組、松山市松山連合会岡山市木下会徳島市勝浦会高松市親和会大阪市波谷組だった。

平成2年(1990年)3月24日、熱海市稲川会稲川聖城総裁の自宅で、稲川会・稲川裕紘理事長と串田芳明とが兄弟を交わした[3]

平成4年(1992年)12月14日、岡山県公安委員会は、浅野組を指定暴力団に指定した[1]

平成8年(1996年)2月、四代目共政会、二代目俠道会、三代目浅野組、六代目合田一家、親和会は、親睦会「五社会」を結成した[4]

四代目浅野組

歴代組長

最高幹部

  • 組長 - 森田文靖
  • 若頭 - 重政宣弘
  • 舎弟頭 -中岡 豊
  • 相談役 -内村昌孝
  • 相談役 -林 征一
  • 相談役 - 原田英治
  • 舎弟頭補佐 - 髙橋勝
  • 舎弟 - 小野 護
  • 舎弟 - 古庄 昇
  • 舎弟 - 佐藤貞三
  • 舎弟 - 藤山良雄
  • 舎弟 - 羽原伸吾
  • 本部長 - 林 真生
  • 懲罰委員長 - 小川路晃
  • 若頭補佐・福山支部長 - 中藤順造
  • 若頭補佐-石山正義
  • 若頭補佐 - 末広順二
  • 若頭補佐 - 山崎健司
  • 若頭補佐 - 山本 誠
  • 若頭補佐- 中岡 薫
  • 井原支部長 - 金本光二
  • 府中支部長 - 矢田篤
  • 福山支部長代行 - 稲田象吉
  • 行動隊副隊長 - 川本 修
  • 行動隊副隊長 -前村栄二
  • 親衛隊副隊長 - 平井良和
  • 組長秘書 - 北川修
  • 組長秘書 - 石川竜汐
  • 組長秘書 - 石塚幸一
  • 組長秘書 -大塚正二
  • 組長秘書 - 中岡伸源


出典

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

  • 正延哲夫『波谷守之の半生 最後の博徒』幻冬舎(幻冬舎アウトロー文庫)、1999年、ISBN 4-87728-733-7
  • 飯干晃一『仁義なき戦い<決戦篇>』角川書店<角川文庫>、1980年、ISBN 4-04-146402-1
  • 『六代目山口組 完全データBOOK』メディアックス、2008年、ISBN 978-4-86201-328-6のP.140~P.141
  • 『実話時報』2008年3月号、2009年3月号(竹書房)
テンプレート:指定暴力団テンプレート:Crime-stub
  1. 1.0 1.1 『松江八束建設業暴力追放対策協議会』のHPの「指定暴力団」
  2. 溝口敦『撃滅 山口組vs一和会』講談社<講談社+α文庫>、2000年、ISBN 4-06-256445-9のP.208
  3. 飯干晃一『ネオ山口組の野望』角川書店<角川文庫>、1994年、ISBN 4-04-146436-6のP.270
  4. 『松江八束建設業暴力追放対策協議会』のHPの「暴力団ミニ講座」の「36)四代目共政会」