洋野町
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テンプレート:Infobox 洋野町(ひろのちょう)は、岩手県の最北端に位置する町である。
この地域は青森県八戸市の生活圏、経済圏に属していることから、同市との将来的な越境合併も視野に入れ、広域圏の中心である久慈市との合併を拒否して九戸郡種市町と同郡大野村の2町村だけの合併を選択した。
町名は一般公募により決められた瑞祥地名である(洋野の「野」と大野の「野」は関係がないとされる)。
目次
歴史
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波で、沿岸部の漁業施設などが壊滅したが、高さ12mの防潮堤が津波を大幅に減衰させたため住宅地区の多くには被害が及ばず、八木地区を中心に海に近い民家が損壊したものの死傷者、行方不明者は発生していない[1][2]。
沿革
行政
経済
産業
農業
漁業
郵便局
地域
人口
TVチャンネル・ラジオ周波数
- 洋野町内TV中継局
- アナログ放送時代はIATのみ当町内に中継局が無かったが、地デジでは当町内にIATもデジタル新局として中継局を開局。これにより当町内でも在盛民放TVが4局全て視聴可能となった。
- 種市本町テレビ中継局
- 町北西部の城内地区(青森県境近く)にあり、久慈中継局からの電波が届きにくい旧種市町域の大部分をカバーしている(海岸沿いでは久慈中継局の電波が受信可能な世帯もあり)。
- 陸中大野テレビ中継局
- 旧大野村域西部の黒間山にあり、旧大野村域の大部分をカバーしている。
- 種市本町・大野両局は全局同じ物理チャンネルで送信されているので、ワンセグTV及びポータブル地デジフルセグTV使用時は当町内(旧大野村域-旧種市町域相互間)移動時にチャンネルスキャン不要。
AM・FMラジオは久慈中継局を受信(IBCラジオは盛岡親局と同じ684kHzで送信されているので、盛岡など内陸へ行く場合でも周波数変更が不要。逆にFMとNHKの周波数は久慈・盛岡両地区で異なる)。また隣県のRABラジオ八戸局(1485kHz)も当町内ほぼ全域で昼夜通して良好に受信可能。
教育
小学校
中学校
高校
交通
鉄道
バス
- 岩手県北バス
- 南部バス
- 八戸 - 大野線:八戸ラピアバスターミナル ⇔ 大野(南部バスのバス停名はこれを使用)
- 洋野町営バス
道路
国道
県道
主要地方道
一般県道
- 岩手県道139号陸中中野停車場線
- 岩手県道150号種市停車場線
- 岩手県道153号侍浜停車場阿子木線
- 岩手県道164号明戸八木線
- 岩手県道216号八木港線
- 岩手県道247号角ノ浜玉川線
- 岩手県道269号明戸種市線
- 岩手県道292号大野山形線
港湾
名所・旧跡・観光
有名人
脚注
- ↑ 『津波で5割超の防潮堤損壊 岩手県が効果検証へ』共同通信 2011年4月12日 2011年4月24日閲覧
- ↑ いわて防災情報ポータル 2011年4月24日閲覧