比羅夫駅
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比羅夫駅(ひらふえき)は、北海道虻田郡倶知安町字比羅夫にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はS24。電報略号はラフ。
この駅は全国で唯一、駅舎をそのまま利用した民宿がある。
駅構造
単式1面1線ホームを持つ地上駅。無人駅(倶知安駅管理)である。
旧事務室は民宿になっており、ホーム横には離れの個室(コテージ)がある。また、季節によってはホーム上でバーベキューを楽しむこともできる。
ファイル:Hirafu.jpg
比羅夫駅ホーム
(2005年10月4日撮影)
(2005年10月4日撮影)
駅周辺
- 国道5号
- 倶知安町立西小学校樺山分校
- 半月湖
- ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ
- 尻別川
- ニセコバス・道南バス「羊蹄登山口」停留所(国道5号線沿い)
歴史
ファイル:Hirafu eki.jpg
1976年の比羅夫駅と周囲約750m範囲。下が長万部方面。少しずれた形の相対式ホームと退避用中線を有する2面3線で、駅舎横の長万部側に貨物ホームと引込み線が有るが、既に貨物取扱いが廃止になっていて放置されている。それも1983年までには撤去された。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
- 1904年(明治37年)10月15日 - 北海道鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 北海道鉄道の国有化により、国有鉄道に移管。
- 1974年(昭和49年)9月5日 - 貨物取扱い廃止。
- 1982年(昭和57年)3月1日 - 荷物取扱い廃止。同時に無人化。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 交換設備撤去。運転要員引き上げ。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。