森中慎也

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森中 慎也(もりなか しんや、1960年8月5日 - )は、日本大学藝術学部放送学科教授[1]。元札幌テレビ放送(STV)編成局アナウンス部チーフアナウンサー愛媛県松山市生まれ、滋賀県大津市育ち。

来歴・人物

滋賀県立膳所高等学校日本大学藝術学部を卒業後、1985年にSTVへ入局(同期に清水大輔(現TBS)、山上淳子高野美佐)。1990年から1991年の間『朝6生ワイド』のキャスター、そして2002年から2006年の間、日曜朝のローカルテレビ番組『どさんこサンデー』のメインキャスターを務める。一方で、『アタックヤング』や1994年森中慎也のラジオ大予言』、2003年森中慎也のサンデーフォークナイン』などのラジオ番組のパーソナリティも務めていた。

また、日本テレビ系列の朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』の北海道担当キャスター(1991年から担当を始めた『ズームイン!!朝!』時代から続いており、『ズームイン!!朝!』末期には福留功男福澤朗の休養時(夏休みなど)に東京のメインキャスター代理を務めていたこともある)や、姉妹番組である『ズームイン!!サタデー』の北海道担当キャスターも担当した。

局公認の阪神タイガースファンであり、読売ジャイアンツのユニフォームをまとった和久井薫を森中が阪神のユニフォームで迎える、という内容の野球中継番組のCMが北海道内ローカルで放映されていたこともあった。また、『ズームイン!!朝!』で東京のメインキャスター代理として出演した際には、「プロ野球イレコミ情報」のコーナーの際に阪神タイガースの半被を着用していたので、解説者の川藤幸三から「北海道支部長」と言われていたこともある(ちなみに当時は北海道にプロ野球球団がなかったため、通常は「イレコミ情報」に北海道キャスターが登場することは年1回ある巨人の北海道遠征の時以外なかった)。

特技はものまね。『99年STVアナウンサー名鑑』では、同局の男性アナウンサーのものまねを数々披露している。大泉洋のものまねの師匠で、同僚の木村洋二のものまねを大泉に伝授した。特にラジオ番組で数多く披露している。

2004年には日本テレビ系列のアナウンサーの中から選ばれる「第25回NNSアナウンス大賞」のテレビ部門大賞を受賞している。

2011年春、番組改編により『朝6生ワイド』が『どさんこワイド!!朝!』になるのを機に朝番組から降板し、3月28日放送分から夕刻の番組『どさんこワイド』にニュースキャスターとして担当していた。しかし、2012年9月28日放送分を持って降板、翌年4月1日から母校日本大学の教授に就任することとなり、その準備期間との兼ね合いから12月31日付けでSTVを退局することになった[2]

出演番組

テレビ

ラジオ

脚注

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外部リンク

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  1. 教職員スタッフ(教授欄に森中の氏名の記載あり) 日本大学藝術学部放送学科 2013年5月5日閲覧。
  2. 当日どさんこワイドエンディングでのあいさつより、リアルタイムで視聴済み。