栃木県道・群馬県道8号足利館林線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(栃木県道8号足利館林線から転送)
テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road
栃木県道・群馬県道8号足利館林線(とちぎけんどう・ぐんまけんどう8ごうあしかがたてばやしせん)は、栃木県足利市から群馬県館林市までを結ぶ県道(主要地方道)である。
概要
栃木県南西部の都市・足利市市街地から群馬県南東部の都市・館林市の市街地郊外を南北に連絡する路線。途中の足利市福富町から足利市野田町までの区間は渡良瀬川の南側を通過している。終点の大街道2丁目交差点では群馬県道2号前橋館林線および間接的に国道122号と接続しており、群馬県道2号前橋館林線をさらに東へ走行すると館林市市街地へ至る。
足利市野田町地内(川崎橋南交差点 - 瑞穂野町立体交差の区間)には5連続の急カーブが存在し、カーブのある区間の前後に注意を促す看板がある。見通しが悪く道幅が狭いため、大型車は館林方面からこの区間に進入できない[1]。また、渡良瀬川に架かる福猿橋付近にも急カーブがあり線形は良くない。
2012年7月に野田町地内の急カーブおよび見通しの悪い区間を迂回するパイパス(計画名は「野田パイパス」)が開通した[2]。パイパスは足利市梁田町(川崎橋南側)に位置する県道20号足利邑楽行田線と県道128号佐野太田線の分岐点から東進し、同市野田町で本道に接続する。バイパスの開通により、県道20号・128号の分岐点はT字路から十字路となり信号機が設置され、川崎橋南交差点と同分岐点の間は当路線、県道20号・128号の3路線が重複する区間となった。
足利市梁田町地内の一部区間は、かつての日光例幣使街道に該当する。
路線データ
- 総延長:不明(栃木県区間:9.295km[3]、群馬県区間:不明)
- 実延長:不明(栃木県区間:9.295km[3]、群馬県区間:不明)
- 起点:栃木県足利市伊勢南町(田中橋北交差点 = 国道293号交点)
- 終点:群馬県館林市大街道2丁目(大街道2丁目交差点 = 群馬県道2号前橋館林線交点)
- 認定:1962年(昭和37年)8月10日
通過する自治体
交差する道路
交差する道路の特記がないものは市道。
交差する道路 | 交差点名 | ||
---|---|---|---|
国道293号 鹿沼・足利市街方面 | |||
国道293号(トリコット通り) | 足利市 | 田中橋北 | |
三中前 | |||
県道40号足利環状線 | -(屈折) | 毛野南小学校西 | |
- | 県道40号足利環状線 | 福富町 | |
栃木県道・群馬県道128号佐野太田線(日光例幣使街道) | 栃木県道・群馬県道・埼玉県道20号足利邑楽行田線 県道128号佐野太田線 |
川崎橋南 | |
- | 県道148号野田多々良停車場線 | (野田町地内) | |
国道50号足利バイパス | 瑞穂野町 | ||
館林市 | 高根北 | ||
県道2号前橋館林線 | - | 大街道2丁目 | |
県道2号前橋館林線 館林市街方面 |
重複区間
- 栃木県道40号足利環状線(足利市毛野南小西交差点 - 福富町交差点までの区間)
沿線
脚注
参考文献
- 栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』、2008年。