東埼玉道路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox road

東埼玉道路(ひがしさいたまどうろ)は、埼玉県南東部地域における道路の慢性的な渋滞・混雑の解消や、東北自動車道常磐自動車道の補完を目的として建設中の路線である。

埼玉県八潮市東京外環自動車道八潮ジャンクション(仮称)から、埼玉県春日部市国道4号および国道16号に接続する庄和インターチェンジ(仮称)に至る延長17.6kmの地域高規格道路であり、1994年12月16日に計画路線に指定された。

また、全区間が国道4号のバイパス道路に指定されており、現在、一部区間の一般部 (5.7km) が供用されている。ただし、この一般部は道路規格が第4種第3級、設計速度40km/hの側道部分で、本道路のメインとなるのは未着手の自動車専用部(4車線)である。

概要

  • 起点:埼玉県八潮市八條
  • 終点:埼玉県春日部市下柳
  • 全長:17.6km
  • 道路幅員
    • 土工部:50.0m
    • 橋梁部:47.0m

通過市町村

沿革

  • 1988年4月26日 - 都市計画道路「東埼玉道路」として都市計画決定。
  • 1989年 - 「一般国道4号東埼玉道路」として一般部が事業化。
  • 1994年12月16日 - 地域高規格道路の計画路線に指定。
  • 2004年10月2日 - 八潮市八條から越谷市増森までの区間の一般部 (5.4km) の供用を開始。
  • 2005年3月31日 - 越谷市増森から吉川市川藤(増森との境界付近)までの区間の一般部 (0.3km) の供用を開始。
2011年10月現在の供用区間は、八潮市から吉川市までの側道部分である。ただし、現・終点は越谷市と吉川市の市境で、しかも吉川市中心部とは中川を隔てて越谷側となるため、実質上は越谷市増森までしか達していないと言える。
  • 2008年4月 - 吉川市川藤から春日部市水角までの区間 (8.7km) の一般部が新規事業化。

インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
IC
番号
施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
- 八潮JCT
外環八潮PA
国道298号東京外環自動車道 計画中 八潮市
- 名称不明のインターチェンジ 計画中
- 名称不明のインターチェンジ 計画中
- 吉川IC 計画中 吉川市
- 松伏IC 計画中 松伏町
- 名称不明のインターチェンジ 計画中
- 名称不明のインターチェンジ 計画中
- 庄和IC 国道4号国道16号 計画中 春日部市

交差する道路

沿道にある施設など

交通量

国土交通省道路局平成17年度道路交通センサスより

平日24時間交通量(台)

  • 越谷市東町6丁目364-1:15,268
  • 越谷市大成町8丁目2492-1:13,237

外部リンク

関連項目

テンプレート:国道4号