木村太郎 (政治家)
テンプレート:政治家 木村 太郎(きむら たろう、1965年7月20日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、内閣総理大臣補佐官(第2次安倍内閣)。防衛庁副長官(第3次小泉改造内閣)、農林水産大臣政務官(第1次小泉再改造内閣・第2次小泉内閣)、防衛庁長官政務官(第1次小泉内閣)、衆議院安全保障委員長、青森県議会議員(2期)等を務めた。青森県知事や衆議院議員を務めた木村守男は父。元衆議院議員の木村文男は祖父。
来歴
青森県南津軽郡藤崎町生まれ。青森県立弘前南高等学校、東洋大学法学部卒業。大学在学中は田中角栄邸に住み込み、田中家の書生であった。大学卒業後、三塚博衆議院議員の秘書を経て、1991年に青森県議会議員選挙に出馬し、初当選。1995年に再選。
1996年、青森県議を辞職し、第41回衆議院議員総選挙に新進党公認で青森4区から出馬。自由民主党公認の津島恭一を破り、初当選した。1997年の新進党解党に伴い、改革クラブ(小沢辰男代表)結党に参加したが、同党の解党を待たずして自民党に入党。2000年の第42回衆議院議員総選挙には自民党公認で出馬。この選挙では対立候補が社会民主党、日本共産党公認の候補しかおらず、木村が7割弱の票を獲得して圧勝した。2002年、第1次小泉内閣で防衛庁長官政務官に任命される。翌2003年、第1次小泉再改造内閣で農林水産大臣政務官に任命され、同年の第43回衆議院議員総選挙では民主党の渋谷修らを破り、3選。農林水産大臣政務官にも再任。
2005年の第44回衆議院議員総選挙では民主党公認の渋谷、国民新党公認の津島恭一らを破り、4選。同年、第3次小泉改造内閣で防衛庁副長官に任命される。翌2006年、衆議院安全保障委員長に就任。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、全国的に与党に猛烈な逆風が吹き荒れる中、民主党公認で出馬した津島を破り、5選(津島も比例復活)。2010年に自民党青森県連会長、2011年に自民党筆頭副幹事長に就任。2012年の第46回衆議院議員総選挙では、津島に比例復活も許さず6選。選挙後に発足した第2次安倍内閣で内閣総理大臣補佐官(ふるさと担当)に任命。
政策・主張
- 自民党夢実現21世紀会議の国づくりの夢実現検討委員会で委員長を務めていた当時、日韓トンネル構想に関する政策提言を発表した[1]。
- 永住外国人への地方選挙権付与については、賛否を明らかにしていない[2]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に賛成を表明している[3]。一方で、選択的夫婦別姓制度導入に反対の請願を国会に提出している[4]。
- 女性宮家に反対[5]。
不祥事
- 2004年に政治家の年金未納問題が注目された際に年金の未納が発覚している(2002年1月から9月までの9か月間)[6]。
政治資金
- 徳田毅の姉らが医療グループ「徳洲会」の大がかりな公選法違反事件に関連して、徳田の資金管理団体「徳田毅政経研究会」が木村のパーティー券を購入していたことが判明した[7]。
- 鈴木宗男の関連資金団体から木村へ1998~2000年の3年間に200万円の献金があったことが指摘された[8]。
人物
- 選挙においては青森県建設業協会の推薦を受けている[9]。
- 1990年代に出回った偽書「万歳三唱令」を本物の法令と勘違いし、2010年2月3日、当時の内閣総理大臣であった鳩山由紀夫の万歳について「正式な万歳とは違うように見受けられた。日本国の首相として、万歳の作法をしっかりと身につけておくべきだ。首相は作法を知っているか」という趣旨の質問主意書を提出し、国会質疑も行った[10]。
- 青森県出身の歌手、吉幾三は同郷であり、親交がある[11]。
所属団体・議員連盟
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
- 国家主権と国益を守るために行動する議員連盟
- 再チャレンジ支援議員連盟
- 神道政治連盟国会議員懇談会
- 日本会議国会議員懇談会
- 日韓議員連盟
- 高速道路建設推進議員連盟
- 自民党トラック輸送振興議員連盟
- 自民党遊技業振興議員連盟
- パチンコチェーンストア協会(政治分野アドバイザー)[12]。
脚注
関連項目
外部リンク
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
浜田靖一
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 衆議院安全保障委員長
2006年 - 2007年
|style="width:30%"|次代:
嘉数知賢
テンプレート:S-off
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
今津寛
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 防衛庁副長官
2005年 - 2006年
|style="width:30%"|次代:
木村隆秀
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
熊谷市雄・渡辺孝男
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 農林水産大臣政務官
福本潤一と共同
2003年 - 2004年
|style="width:30%"|次代:
加治屋義人・大口善徳
|-style="text-align:center"
|style="width:30%"|先代:
嘉数知賢・平沢勝栄
|style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 防衛庁長官政務官
山下善彦と共同
2002年
|style="width:30%"|次代:
小島敏男・佐藤昭郎
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