旭川実業高等学校
旭川実業高等学校(あさひかわじつぎょうこうとうがっこう)は、北海道旭川市にある私立の実業高等学校である。
目次
概要
通称は旭川実業、旭実、実高。学校法人名は北海道立正学園で、北海道立ではない。野球部、女子バレーボール部、女子バドミントン部、卓球部、サッカー部、銃剣道部が強豪として知られる。
修学旅行
2013年まで毎年同校では韓国へ修学旅行を行っている[1]。
設置学科(2009年4月現在)
- 自動車科(1960年度-)
- 商業科(1960年度-)
- 普通科(1964年度-)
- 機械システム科(2009年度-)
以前設置されていた学科
- 電気科(1961-2004年度)
- 建築科(旧建設科時代を含め、1961-2008年度)
- 電子機械科(旧機械科時代を含め、1962-2004年度)
- 総合技術科(2005-2008年度)
部活動
野球部
1995年、第77回全国高等学校野球選手権大会で強豪校を次々と逆転で下し準々決勝進出、道内外で「ミラクル旭実」と呼ばれる。特に2回戦での対鹿児島商業高校戦の15対13の激闘は球史に残る試合。
OBとしては元東京ヤクルトスワローズの牧谷宇佐美、元横浜ベイスターズの吉井晃、元ベースボール・チャレンジ・リーグ・信濃グランセローズの涌島稔などがいる。
サッカー部
北海道有数の強豪。全国高校サッカー選手権大会には4回出場。一回戦で奈良県代表耳成高校に敗れている。06年度にはU-18北海道プリンスリーグで2位となり、全国大会に出場する。09年度もインターハイ及び全国高校選手権出場を決める。選手権では一回戦で南風原高校との南北対決を制するが、二回戦では八千代高校に敗れている。
2011年には高円宮杯U-18サッカーリーグにおいて、プリンスリーグ北海道を優勝、さらに参入戦を勝ち抜き、プレミアリーグイーストへの昇格を果たした。
12年度は選手権において1回戦で大津高校、2回戦で米子北高校をいずれもPK戦で降すが、3回戦で立正大淞南高校とまたPK戦となるも敗退。
OBにはツエーゲン金沢に所属する阿部陽輔、元Jリーガーでアルビレックス新潟などに所属した鈴木健太郎、フットサル日本代表で、スペインリーグ・カハ・セゴビアに所属する高橋健介、Fリーグ・エスポラーダ北海道に所属する同じくフットサル日本代表の菅原和紀などがいる。富居徹雄監督は同校OBではないが、旭川市の出身で、ジュニアユース代表歴もあり、順天堂大学では名波浩や小村徳男などと共に活躍した選手であった。
女子バレーボール部
古くより強豪校として知られ、全国大会の常連である。特に1988年の第19回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)では、悲願の全国制覇を成し遂げている。主なOGとしては、成田郁久美(パイオニアレッドウィングス)、渡邊絢子(NECレッドロケッツ)、金子志保(元イトーヨーカドー)など数多くいる。
銃剣道部
国体優勝をはじめ、全国大会で数々の上位入賞を誇っている。
主な出身者
- 小橋亜樹
- 鈴木健太郎
- 松川一代(元バレーボール選手)
- 鈴木晶子(元バレーボール選手)
- 成田郁久美(元バレーボール選手)
- 吉井晃(元横浜ベイスターズ)
- 牧谷宇佐美(元東京ヤクルトスワローズ)
- 成瀬功亮(読売ジャイアンツ)
- 涌島稔(ベースボール・チャレンジ・リーグ信濃グランセローズ投手)
- 安村昇剛(吉本興業・アームストロング)
- 渡邊絢子(バレーボール選手)
- 高橋健介(フットサル日本代表)
- 金子志保(元バレーボール選手)
- 宮澤篤司(歌手)
- 阿部陽輔(元横浜F・マリノス)
- 中山智香子(バドミントン選手)
- 福井晶一(ミュージカル俳優、劇団四季所属)