早通駅
早通駅(はやどおりえき)は、新潟県新潟市北区早通南一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)白新線の駅。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡しているが、改札内で両ホーム間の移動はできない(詳細は後述)。
新潟駅が管理する業務委託駅でジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託する。駅事務室と出札窓口(POS端末設置)は南口にある。自動券売機は南口・北口に1台ずつ、自動精算機は北口に1台設置されている。
自動改札機が設置されており(南口・北口:各2通路)、全通路でSuicaが利用できる。自動改札機導入前までは、跨線橋は駅南北を連絡する自由通路を兼ね、特に仕切り等はなくホームへの出入りも自由であった。しかし自動改札が設置されたのに伴い、駅南北を自由に往来することが一時できなくなり、200mほど離れた踏切を利用せざるを得なくなった。ところが、このことで利用者や住民から苦情が数多く寄せられたことから、2005年12月26日に改札付近の機器配置を改めた上で跨線橋は自由通路とし、南口改札は1番線専用、北口改札は2番線専用となった。だが、これによって改札内で1・2番線間を移動することができなくなったことから、利用者が列車の来ないホームに誤入場するトラブルがしばしば発生している。このように近年は駅の構造にまつわるトラブルが絶えないため、駅舎を改築すべきという意見も少なからずある。
のりば
1・2 | テンプレート:Color白新線 | (下り) | 豊栄・新発田・村上方面 |
(上り) | 新潟方面 |
白新線の単線区間の駅構内は、全駅一線スルー方式となっており、この駅の場合は上下とも1番線からの発着が基本。貨物列車などの通過列車も1番線を使用する。
利用状況
2013年度の1日平均乗車人員は1,139人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 1,264 |
2001 | 1,292 |
2002 | 1,268 |
2003 | 1,266 |
2004 | 1,235 |
2005 | 1,252 |
2006 | 1,199 |
2007 | 1,190 |
2008 | 1,209 |
2009 | 1,217 |
2010 | 1,205 |
2011 | 1,173 |
2012 | 1.116 |
2013 | 1,139 |
駅周辺
駅を挟んで両側に住宅地が拡がっている。1970年代に新潟県住宅供給公社が分譲地および県営アパートを造成したのが始まりであり、後に民間が開発した区域も加わっている。
南口
- 豊栄早通郵便局
- 新潟市北区役所 早通連絡所
- 新潟市立早通南小学校
- 新潟県道15号新潟長浦水原線
北口
バス
早通駅からは新潟交通の路線バスが1路線発着する。バス停は南口側にある。
歴史
- 1957年(昭和32年)2月11日 - 開設[1]。当初は現在地より約200m新崎駅寄り(現早通踏切付近)に開設された[2]。ホームは北側(現2番線側)に設置[3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 県営団地の建設により現在地へ移転[4]。当時はホームの長さが4両分しかなかった[2]。
- 1986年(昭和61年)頃 - 新潟鉄道管理局が直営売店「ハローはやどおり」を設置。回数券、乗車券等の受託販売開始。売店は数年で廃止されるが、以後夜間を除き駅社員が常駐するようになる。
- 1986年(昭和61年)3月頃 - ホーム延伸。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月10日 - 自動改札機導入。
- 2006年(平成18年)1月21日 - ICカード「Suica」のサービスを開始。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- テンプレート:Color白新線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速
脚注
注釈 テンプレート:Reflist 出典 テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist